保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
社会福祉 問80

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問題

保育士試験 平成30年(2018年)前期 社会福祉 問80 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「地域包括ケアシステムの構築のために必要なこと」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  在宅介護と在宅医療が切れ目なく提供される体制をつくる。
B  認知症への理解を深める。
C  医療・介護の専門職、市町村の担当者、自治会長など地域の多様な関係者が参加する地域ケア会議を開催する。
D  配食などの生活支援の担い手として、ボランティアや民間企業も含めた多様な主体が参入する。
  • ( A )○  ( B )○  ( C )○  ( D )○
  • ( A )○  ( B )×  ( C )○  ( D )×
  • ( A )○  ( B )×  ( C )×  ( D )○
  • ( A )×  ( B )○  ( C )×  ( D )○
  • ( A )×  ( B )×  ( C )○  ( D )×

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この過去問の解説 (3件)

01

解答は1です。
厚生労働省ホームページを参考に解説します。

A、◯
 地域包括ケアシステムでは、可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最期まで続けることを目標としています。
 そのためには「在宅サービス」が不可欠です。

B、◯
 今後、認知症高齢者が増加することが見込まれるため、理解しておく必要があります。

C、◯
 地域包括ケアでは、住まい・医療・介護・予防・生活支援等が一体的になってケアを進めます。
 そのために様々な関係者による会議を開き情報の共有をすることが必須です。

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02

正解は1です。

問題文すべてが適切な記述です。

A 地域包括ケアシステムにおいて在宅介護と在宅医療が切れ目なく提供される体制をつくることが大切です。

B 地域包括ケアシステムにおいて地域や家族等の認知症の理解を深めることが大切です。

C 医療・介護の専門職、市町村の担当者、自治会長など地域の多様な関係者が参加する地域ケア会議を開催するなど、各機関が連携して支援を行っていくことが重要です。

D 配食などの生活支援の担い手として、ボランティアや民間企業も含めた多様な主体となり支援の必要な人の支えになることが大切です。

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03

正解は【1】です。

A:○
支援を必要とする高齢者が地域で暮らしていくために在宅介護・医療(看護)の連携は必須です。

B:○
認知症高齢者が増えることが見込まれることから、地域において理解を深める活動等が行われることも多く、重要な課題となっています。

C:○
記述の通りです。
他職種で協働し個別ケースや地域課題を解決しながら支援をすることが大切です。

D:○
行政や福祉施設だけでなく、地域に身近な団体や民間企業も支援の担い手になりえます。

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