保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
保育の心理学 問81
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)前期 保育の心理学 問81 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、発達に関する理論についての記述である。( A )~( D )の語句が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
ブロンフェンブレンナー( Bronfenbrenner,U. )は、生態学的システム論において、人が日常生活で直接・間接に関わりをもつ社会的文脈を、入れ子状の多層モデルとして示した。一人の子どもを中心とすると、第1層は、子どもと親の関係、子どもときょうだいとの関係、子どもと保育士との関係などがあげられ、( A マイクロシステム )と呼んでいる。第2層の( B エクソシステム )では、子どもが保育所に通っているならば家庭と保育所、子どもが小学校に通っているならば家庭と小学校との関係などを示している。第3層の( C メゾシステム )では、親の職業・職場、きょうだいの通う小学校などがあげられている。第4層は( D マクロシステム )と呼び、信念体系、価値観、法律、文化などの社会的文脈が第1層から第3層を取り囲んでいる。
ブロンフェンブレンナー( Bronfenbrenner,U. )は、生態学的システム論において、人が日常生活で直接・間接に関わりをもつ社会的文脈を、入れ子状の多層モデルとして示した。一人の子どもを中心とすると、第1層は、子どもと親の関係、子どもときょうだいとの関係、子どもと保育士との関係などがあげられ、( A マイクロシステム )と呼んでいる。第2層の( B エクソシステム )では、子どもが保育所に通っているならば家庭と保育所、子どもが小学校に通っているならば家庭と小学校との関係などを示している。第3層の( C メゾシステム )では、親の職業・職場、きょうだいの通う小学校などがあげられている。第4層は( D マクロシステム )と呼び、信念体系、価値観、法律、文化などの社会的文脈が第1層から第3層を取り囲んでいる。
- ( A )○ ( B )○ ( C )○ ( D )×
- ( A )○ ( B )× ( C )○ ( D )×
- ( A )○ ( B )× ( C )× ( D )○
- ( A )× ( B )○ ( C )○ ( D )○
- ( A )× ( B )○ ( C )× ( D )×
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この過去問の解説 (3件)
01
ブロンフェンブレンナーは人と環境との相互作用で発達を捉えました。それが、生態学的システム論です。
第一の層がマイクロシステム
(家庭・家族・保育園・地域など)
第二の層がメゾシステム
(家庭と園・小学校、家庭と地域など)
第三の層がエクソシステム
(親の職場、兄弟の学校、地域のサークルなど)
第四の層がマクロシステム
(文化、宗教、教育感など)
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02
ブロンフェンブレンナーは生態学的システム理論を提唱した人物です。
その理論では人が日常生活で関わりを持つ社会的な文脈をいくつかの層としています。
第一の層がマイクロシステム
第二の層がメゾシステム
第三の層がエクソシステム
第四の層がマクロシステム
と呼ばれています。
問題文では第二と第三の層の名称が逆になっています。
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03
A 適切です。
B 家庭と保育所、家庭と地域などの第2層は「メゾシステム」と呼ばれます。
C 親の職場、きょうだいの学校などの第3層は「エクソシステム」と呼ばれます。
D 適切です。
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