保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
保育の心理学 問89
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)前期 保育の心理学 問89 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、発達観についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 子どもは生まれた時からさまざまな能力を有しており、環境に能動的に関わるという発達観は、20世紀初めに広がった。
B 「できる」「できない」で発達を捉える行為論的発達観と、「できることをやろうとする」「できないけれどやろうとする」という能力論的発達観がある。
C 発達は遺伝のみによって規定されるのではなく、社会・文化によっても規定される。
D 生涯発達において、青年期以降、知的能力は下降すると考えられてきたが、成人期におけるその人の経験によっては上昇する知的能力もあることが明らかにされてきた。
A 子どもは生まれた時からさまざまな能力を有しており、環境に能動的に関わるという発達観は、20世紀初めに広がった。
B 「できる」「できない」で発達を捉える行為論的発達観と、「できることをやろうとする」「できないけれどやろうとする」という能力論的発達観がある。
C 発達は遺伝のみによって規定されるのではなく、社会・文化によっても規定される。
D 生涯発達において、青年期以降、知的能力は下降すると考えられてきたが、成人期におけるその人の経験によっては上昇する知的能力もあることが明らかにされてきた。
- ( A )○ ( B )○ ( C )○ ( D )×
- ( A )○ ( B )○ ( C )× ( D )×
- ( A )○ ( B )× ( C )× ( D )○
- ( A )× ( B )○ ( C )× ( D )○
- ( A )× ( B )× ( C )○ ( D )○
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は( A )× ( B )× ( C )○ ( D )○です。
A 子どもは生まれた時からさまざまな能力を有しており、環境に能動的に関わるという発達観は20世紀以降に広がりました。
B「できる」「できない」で発達を捉えるのは「能力論的発達観」、「できることをやろうとする」「できないけれどやろうとする」で発達を捉えるのは「行為論的発達観」です。
C 適切です。
D 適切です。
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02
A、×
20世紀初めではありません。
B、×
それぞれ逆になっています。
「できる」「できない」で発達を捉えるのは能力論的発達観、「できることをやろうとする」「できないけれどやろうとする」のは行為論的発達観です。
C、◯
問題文の通りです。
D、◯
問題文の通りです。
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03
正解は【( A )× ( B )× ( C )○ ( D )○】です。
A:×
20世紀初めという記述が誤りです。
B:×
「できる、できない」で発達を捉えるのは能力論的発達観で、
「できることをやろうとする、できないけれどやろうとする」は行為論的発達観です
C:○
D:○
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