保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
子どもの保健 問118
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
保育士試験 平成30年(2018年)前期 子どもの保健 問118 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、睡眠中の乳児における「窒息リスクの除去の方法」についての記述である。不適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A 乳児にうつぶせ寝の習慣がある場合は、仰向けに寝かせる必要はない。
B 定期的に子どもの呼吸・体位、睡眠状態を点検する。
C 睡眠中は、乳児を一人にしないこととされている。
D 乳児の窒息リスクの除去は、睡眠中にのみ行う。
A 乳児にうつぶせ寝の習慣がある場合は、仰向けに寝かせる必要はない。
B 定期的に子どもの呼吸・体位、睡眠状態を点検する。
C 睡眠中は、乳児を一人にしないこととされている。
D 乳児の窒息リスクの除去は、睡眠中にのみ行う。
- A B
- A D
- B C
- B D
- C D
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
正解は A D です。
平成28年の「教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン」に記されています。
A × 不適切です。
医師からうつぶせ寝を勧められている場合以外は、乳児の顔が見える仰向けに寝かせます。
B 〇 適切です。
定期的に子どもの呼吸・体位、睡眠状態を点検します。
SIDSの観点から、1歳未満は5分に1度、1~2歳は10分に1度が推奨されています。
C 〇 適切です。
睡眠中は、乳児を一人にしないこととされています。
D × 不適切です。
乳児の窒息リスクの除去は、食事中や遊びの最中など睡眠時以外も行います。
参考になった数7
この解説の修正を提案する
02
次にDですが乳児の窒息は睡眠時のみに起こることではありません。食事、室内、園外での保育などすべての生活において子どもの窒息事故が起こる可能性はあります。そのため、職員同士が連携して子どもの窒息リスクを除去する必要があります。
参考になった数6
この解説の修正を提案する
03
解答. A D
この記述は、
「教育・保育施設等における事故防止及び
事故発生時の対応のためのガイドライン」
1.事故発生防止(予防)のための取組み
(1)安全な教育・保育環境を確保するための配慮点等
① 重大な事故が発生しやすい場面ごとの注意事項について
ア 睡眠中
に、記載があります。
A.×です。
記述には「医学的な理由で医師からうつぶせ寝をすすめられている場合以外は、
乳児の顔が見える仰向けに寝かせることが重要」
と、あります。
B.○です。
設問の通りです。
定期的に子どもの状態を点検することにより、
「呼吸停止等の異常が発生した場合の早期発見、
重大事故の予防のための工夫をする」ことが求められています。
C.○です。
設問の通りです。
乳児の睡眠中は「何よりも、一人にしないこと、
寝かせ方に配慮を行うこと」とあります。
「安全な睡眠環境を整えることは、窒息や誤飲、
けがなどの事故を未然に防ぐことにつながる」との記述もあります。
D.×です。
乳児の窒息リスクの除去は、
「睡眠前及び睡眠中に行う」とされています。
「睡眠中のみ」ではありません。
参考になった数5
この解説の修正を提案する
前の問題(問117)へ
平成30年(2018年)前期問題一覧
次の問題(問119)へ