保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
子どもの食と栄養 問123

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 平成30年(2018年)前期 子どもの食と栄養 問123 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、ミネラルに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  ヨウ素は、甲状腺ホルモンの構成成分であり、昆布に多く含まれる。
B  鉄は、ヘモグロビンの成分であり、レバーに多く含まれる。
C  マグネシウムは、骨や歯の構成成分であり、乳製品に多く含まれる。
D  亜鉛が不足すると、味覚障害の一因となる。
  • ( A )○  ( B )○  ( C )○  ( D )○
  • ( A )○  ( B )○  ( C )×  ( D )○
  • ( A )○  ( B )×  ( C )×  ( D )×
  • ( A )×  ( B )○  ( C )×  ( D )○
  • ( A )×  ( B )×  ( C )○  ( D )○

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

解答.2

A.○です。
設問の通りです。
「ヨウ素」は、昆布、ワカメなどの海藻類に含まれるミネラルです。
甲状腺ホルモンのサイロキシンに含まれます。

B.○です。
設問の通りです。
「鉄」は、レバーや魚、緑黄色野菜など、様々な食品に含まれるミネラルです。

赤血球を作るのに必要な栄養素で、体内の鉄の60%〜70%は、
血液の中に含まれているとされています。

C.×です。
「マグネシウム」は、骨や歯の構成物質ではありますが、
主に、「藻類や魚介類」などに含まれます。
乳製品に多く含まれるミネラルは、「カルシウム」や「カリウム」です。
ちなみに、「カルシウム」も骨や歯の構成物質です。

D.○です。
設問の通りです。
「亜鉛」は、骨や肝臓に存在します。
不足すると味覚障害を引き起こすとされており、
乳児では、皮膚炎を引き起こす可能性も指摘されています。

参考になった数14

02

正解は2です。

A 〇 適切です。
ヨウ素は、甲状腺ホルモンの構成成分であり、昆布に多く含まれます。

B 〇 適切です。
鉄は、ヘモグロビンの成分であり、レバーに多く含まれます。

C × 不適切です。
マグネシウムは、大豆製品、魚介類、海藻、ナッツ類などに多く含まれます。

カルシウムが、骨や歯の構成成分であり、乳製品に多く含まれます。

D 〇 適切です。
亜鉛が不足すると、味覚障害の一因となります。

参考になった数7

03

A)ヨウ素は甲状腺ホルモンの構成成分であり、昆布などの海藻類に多く含まれます。
B)ヘモグロビンはミネラルの一つである鉄から作られます。レバーには鉄分の他、ビタミンA群、ビタミンB群、葉酸も含まれます。
C)マグネシウムは乳製品にはあまり含まれていません。
D)亜鉛が不足すると味覚障害の他、貧血、食欲低下、発育障害なども引き起こされます。亜鉛が不足した状態で引き起こされる症状を亜鉛欠乏症と言います。

参考になった数5