保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
子どもの食と栄養 問134

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問題

保育士試験 平成30年(2018年)前期 子どもの食と栄養 問134 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」( 平成19年:厚生労働省 )の「授乳の支援に関する基本的考え方」についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  授乳の支援にあたっては、母乳や育児用ミルクといった乳汁の種類にかかわらず、母子の健康の維持とともに、健やかな母子・親子関係の形成を促し、育児に自信をもたせることを基本とする。
B  母乳の利点の一つに、感染症の発症及び重症度の低下があげられる。
C  母乳は利点も多いが、母乳栄養児の方が、人工栄養児に比べ、肥満となるリスクが高い。
D  低出生体重児など、授乳にあたって個別の配慮が必要なケースへのきめ細やかな支援も重要である。
※ 「授乳・離乳の支援ガイド」は2019年3月29日に改訂されました。
この設問は2018年に出題された設問になります。
参考情報
  • ( A )○  ( B )○  ( C )○  ( D )○
  • ( A )○  ( B )○  ( C )×  ( D )○
  • ( A )×  ( B )○  ( C )×  ( D )○
  • ( A )×  ( B )×  ( C )○  ( D )×
  • ( A )×  ( B )×  ( C )×  ( D )×

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

2019年に改訂されています。
問題文に関しては、同じ記載です。

A 〇 適切です。
授乳の支援にあたっては、母乳や育児用ミルクといった乳汁の種類にかかわらず、母子の健康の維持とともに、健やかな母子・親子関係の形成を促し、育児に自信をもたせることを基本とします。

B 〇 適切です。
母乳の利点の一つに、感染症の発症及び重症度の低下があげられます。

C × 不適切です。
母乳栄養児の方が、人工栄養児に比べ、肥満となるリスクが低いと記述されています。

D 〇 適切です。
低出生体重児など、授乳にあたって個別の配慮が必要なケースへのきめ細やかな支援も重要です。

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02

正解は2です。
A:「Ⅱ-1 授乳の支援 1 授乳の支援に関する基本的考え方」に書かれています。
B・C:母乳の利点→乳児に最適な栄養組織成で少ない代謝負担・感染症の発症、および重症化の低下・小児肥満や糖尿病の発症の低下などがあります。
D:成長曲線から大きく外れている場合には、医師に相談してその後の変化を観察しながら適切に対応していく必要があります。

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03

解答.2

「授乳・離乳の支援ガイド」
Ⅱ 授乳及び離乳の支援

に、記載されています。

A .○です。
Ⅱ-1 授乳の支援
1 授乳の支援に関する基本的考え方
に、記載されています。
ガイドに記載の通りです。

B.○です。
Ⅱ-1 授乳の支援
2 授乳の支援の方法
(1) 妊娠期
に、記載されています。

「感染症の発症及び重症度の低下」の他に、
「乳児に最適な成分組成で少ない代謝負担」
「小児期の肥満や、のちの2型糖尿病の発症のリスクの低下」
が、あげられています。

C.×です。
Ⅱ-1 授乳の支援
2 授乳の支援の方法
(1) 妊娠期
に、記載されています。

母乳の利点の1つとして、
「小児期の肥満や、のちの2型糖尿病の発症のリスクの低下」
が、あります。

D.○です。
「授乳及び離乳の支援にあたっての考え方」
に、記載があります。

授乳だけではなく離乳に関しても、低出生体重児など、
個別の配慮が必要な子どもへの、きめ細やかな支援が重要である、
と、記述があります。

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