保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
保育実習理論 問143

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問題

保育士試験 平成30年(2018年)前期 保育実習理論 問143 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文のうち、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  團伊玖磨作曲の「ぞうさん」は、まど・みちおの作詞である。
B  能は、歌舞伎など日本の伝統芸能の源流をなすものである。
C  ハーモニカは、リード楽器である。
D  ニ長調の階名「ミ」は、音名「ヘ」である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

A 〇 適切です。
團伊玖磨作曲の「ぞうさん」は、まど・みちおの作詞です。

B 〇 適切です。
能は、歌舞伎など日本の伝統芸能です。

C 〇 適切です。
リード(葦などでできた薄片)によって音を発生させる楽器のことをリード楽器といいます。


D × 不適切です。

ニ長調の音名 ニ ホ 嬰へ ト  イ ロ 嬰ハ 
階名     ド レ ミ  ファ ソ ラ シ

ニ長調の階名「ミ」は、音名「嬰(えい)ヘ」です。
「嬰」は「♯」のことです。

階名には一般にイタリア語を用います。

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02

解答.1

A.○です。
作曲は、團伊玖磨(だん いくま)さん。
作詞は、まど・みちお さんです。

B.○です。
能は室町時代に「観阿弥」「世阿弥」親子が確立しました。
一方、歌舞伎は、庶民向けの娯楽として、江戸時代に始まったと言われています。

C.○です。
リード楽器とは、音を発生させる時に、「リード」を使う楽器の総称です。
他に、オルガン、クラリネット、アコーディオンなどがあります。

D.×です。
まず、問題にある「階名」とは、その音階(ハ長調・ニ長調などのこと)の第1音から順に、
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド、と表すことです。
つまり、どの調でも1つ目の音はド、3つ目の音はミ、と表します。

問題のニ長調は、レの音から始まる音階で、ファとドの音に「♯」が付いています。
ニ長調を日本音名で記すと以下のようになります。
ニ・ホ・嬰へ・ト・イ・ロ・嬰ハ・ニ

ニ長調の階名「ミ」の音は、3つ目の音を見ればいいので、
答えは「嬰へ」となります。
「へ」ではありません。

※「嬰」は「♯」のことです。
ちなみに、♭は「変」です。

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03

正解は1です。

A:1951年に酒田冨治の依頼によって書かれたものです。
B:能は日本の伝統芸能の一分野です。もともとは特定の芸能を表すものではありませんでしたが、1881年能楽社の設立を機に能楽と総称されるようになりました。
C:リード楽器とはアシ・竹・金属などで作られた薄片によって音を発生させる楽器のことです。ハーモニカの他に、クラリネット・アコーディオンなどがあります。
D:ニ長調とは「ㇾ」から始まるドレミです。
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド→レ・ミ・ファ♯・ソ・ラ・シ・ド♯・レ→ニ・ホ・嬰ヘ・ト・イ・ロ・嬰ハ・ニ

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