保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
保育実習理論 問156
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)前期 保育実習理論 問156 (訂正依頼・報告はこちら)
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
児童養護施設で保育士をしているIさんは、担当しているF君( 7歳、男児 )が、職員が不在の時に限って年下の子どもに威圧的な態度をとることについて主任保育士に助言を求めた。主任保育士からは、F君の威圧的な態度の背景について情報を収集し、分析するよう指示を受けた。
【設問】
次のうち、主任保育士のIさんに対する指示内容を示す相談援助の専門用語として最も適切なものを一つ選びなさい。
【事例】
児童養護施設で保育士をしているIさんは、担当しているF君( 7歳、男児 )が、職員が不在の時に限って年下の子どもに威圧的な態度をとることについて主任保育士に助言を求めた。主任保育士からは、F君の威圧的な態度の背景について情報を収集し、分析するよう指示を受けた。
【設問】
次のうち、主任保育士のIさんに対する指示内容を示す相談援助の専門用語として最も適切なものを一つ選びなさい。
- インテーク
- アセスメント
- プランニング
- インターベンション
- モニタリング
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この過去問の解説 (3件)
01
1:インテークとは、援助について初めて相談することです。この場合はIさんの行動を指します。
2:アセスメントとは、査定や事前評価を意味します。その子どもの状況や家庭環境などの情報を集め、それを分析して日常生活で必要とされていることを把握することです。この場合は主任保育士が指示した内容を指します。
3:プランニングとは、アセスメントをしてプランを作るという事です。この場合はF君の状況を把握し、どのような保育計画を立てるかということを指します。
4:インターベーションとは、実際に援助としてかかわっていく事です。
5:モニタリングとは、実際に援助が始まった後に現状を把握することです。
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02
F君の問題行動や態度に対する背景について、情報を収集し、解決すべき課題の把握をしていく段階なので、アセスメントが正しいです。
1 「インテーク」は、関係機関に電話したり、訪問したり、始めての相談のことをいいます。
3 「プランニング」 は、援助計画のことをいいます。
アセスメント後の行動です。
4 「インターベンション」 は、保育士が積極的に援助に関わることをいいます。
5「モニタリング」は、実際に援助を開始したあとに行う、現状把握のことをいいます。
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03
1 . ×です。
「インテーク」は、関係機関に電話したり、訪問したりして行う、始めての相談のことです。
2 . ○です。
「アセスメント」は、客観的な評価や査定という意味があります。
主任保育士は、子どもに対して適切な援助を行うために、
家庭環境や、日々の生活状況などの情報を収集し、
分析するように指示しているため、「アセスメント」が適切です。
3 . ×です。
「プランニング」 とは、援助計画のことを指します。
アセスメントの結果を踏まえ、どのように保育を行うか、計画を立てることです。
4 . ×です。
「インターベンション」 は、保育士が積極的に援助に関わることを言います。
直接的な意味としては、干渉・仲裁などの意味があります。
5 . ×です。
「モニタリング」は、実際に援助を開始したあとに行う、現状把握のことです。
子どもの状況は変化しているか、
適切に援助が行われているか等を、モニタリングによって把握します。
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