保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
保育原理 問5
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)後期 保育原理 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、「保育所保育指針」についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 1965(昭和40)年の「保育所保育指針」では、保育の内容の区分において「6か月未満児」が設けられた。
B 1965(昭和40)年に「保育所保育指針」が出された後、1990(平成2)年に最初の改訂がなされた。
C 1990(平成2)年の改訂において、初めて、子育て支援に関連する章が設けられた。
D 2008(平成20)年の改定において、初めて、厚生労働大臣の告示となった。
E 2017(平成29)年の改定において、職員の資質向上について、初めて、「キャリアパス」の言葉が用いられた。
A 1965(昭和40)年の「保育所保育指針」では、保育の内容の区分において「6か月未満児」が設けられた。
B 1965(昭和40)年に「保育所保育指針」が出された後、1990(平成2)年に最初の改訂がなされた。
C 1990(平成2)年の改訂において、初めて、子育て支援に関連する章が設けられた。
D 2008(平成20)年の改定において、初めて、厚生労働大臣の告示となった。
E 2017(平成29)年の改定において、職員の資質向上について、初めて、「キャリアパス」の言葉が用いられた。
- A○ B○ C○ D× E○
- A○ B× C○ D○ E×
- A○ B× C× D× E○
- A× B○ C○ D○ E×
- A× B○ C× D○ E○
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この過去問の解説 (3件)
01
A × 不適切です。
「6か月未満児」が設けられたのは1990(平成2)年の改定です。
B ○ 適切です。
保育所保育指針は1965(昭和40)年に制定後、1990(平成2)年、1999(平成11)年、2008(平成20)年、2017(平成29)年に改正されています。
C × 不適切です。
子育て支援に関する章が設けられたのは平成11年の改定です。「保育所における子育て支援及び職員の研修など」の内容が記載されました。
D ○ 適切です。
2008年の改定時には厚生労働省告示となり、規範性を有するものとなりました。
E ○ 適切です。
第5章 職員の資質の向上 4 研修の実施体制等
(1) 体系的な研修計画の作成のなかに「キャリアパス」の記載があります
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02
A:昭和40年の保育所保育指針では「1歳3か月未満・1歳3か月から2歳・2歳児・3歳児・4歳児・5歳児・6歳児」に区分されていました。
B:保育所保育指針は平成2年・平成11年・平成30年に改訂されています。
C:子育て支援制度は平成27年に施行されましたが、指針に子育て支援の章が設けられたのは平成30年改定のものからです。
D:正しいです。
E:正しいです。キャリアパスとは保育士の待遇改善を目的とした制度です。
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03
A.×です。
1965(昭和40)年の「保育所保育指針」では、
1歳3ヶ月未満、1歳3ヶ月から2歳、2歳、3歳、4歳、5歳、6歳の7つの年齢段階に区分されていました。
B.○です。
1990(平成2)年に、初めての改定を行い、
1999(平成11)年
2008(平成20)年
2017(平成29)年(平成30年4月施行)
と、改定されています。
C.×です。
1990(平成2)年に改定された指針でも、
「第六章 保護者に対する支援」の中に、子育て支援に関する記述はありましたが、
「子育て支援」の章が設けられたのは、2017(平成29)年度の改定からです。
D.○です。
厚生労働省からの告知となったことで、
保育所保育指針は、法的拘束力を持つこととなりました。
E.○です。
第五章 職員の資質の向上
4 研修の実施体制等
(1) 体系的な研修計画の作成
の記述に、「キャリアパス」の言葉があります。
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