保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
保育の心理学 問84
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)後期 保育の心理学 問84 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、乳幼児期の自己の発達に関する記述である。初期から発達の順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 大人が自分の意図したように行動しないと、かんしゃくを起こすことがみられるようになる。
B 一人ずつ順番に名前を呼ばれる場面では、自分の名前に対してのみ応える。
C 自分の手や足の指をしゃぶる感覚を経験することによって、身体的自己を発見する。
D 鏡に映った自分の姿を「自分である」と理解できるようになる。
A 大人が自分の意図したように行動しないと、かんしゃくを起こすことがみられるようになる。
B 一人ずつ順番に名前を呼ばれる場面では、自分の名前に対してのみ応える。
C 自分の手や足の指をしゃぶる感覚を経験することによって、身体的自己を発見する。
D 鏡に映った自分の姿を「自分である」と理解できるようになる。
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この過去問の解説 (3件)
01
A 癇癪は1歳から2歳頃から始まり5歳を過ぎるころには落ち着いていきます。
B 1歳半ごろからできるようになります。
C ハンドリガードと言われ生後2~3か月ごろに自分の手を注視したり口に入れたりしたりする行動です。
D 1歳半から2歳ごろになると鏡の中の自分を理解することができるようになります。
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02
A 生後9ヶ月頃から自我が芽生え始め、1歳頃になると自分の要求が通らないとかんしゃくを起こす姿が見られるようになります。
B 1歳8ヶ月頃になると自分の名前を理解し、名前を呼ばれると返事をするようになります。
C 生後2~3ヶ月頃になると自分の手をじっと見つめたりなめたりします。これを「ハンドリガード」と言います。そこから手足をバタバタと動かしたり、指しゃぶりを始めたりしながら身体的自己を発見していきます。
D 子どもの鼻の頭に口紅をつけ、鏡を見せた時の反応を見る「ルージュテスト」というものがあります。この時、1歳前半までの子どもは反応を示すことはあまりなく、1歳後半を過ぎた頃から反応を示し始め2歳頃にはほとんどの子どもが口紅を拭き取る仕草をしたようです。このことから子どもが自分の顔を理解するのは1歳から2歳と言われています。
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03
A 生後8か月頃から、人見知りが始まり、1歳ころになると自分の要求が通らないとかんしゃくを起こすようになります。
B 1歳半ころから名前を呼ばれると応えるようになります。
C ハンドリガードと呼ばれ、生後2~3か月頃から見られます。赤ちゃんが自分の手を認識し、発達が進んだことを示します。
D 鏡像認知と呼ばれ、顔に口紅をつける「ルージュテスト」を行います。
2歳ころには鏡に映った像が自分だと理解できるようになります。
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