保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
子どもの保健 問108
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)後期 子どもの保健 問108 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、子どもの健康増進と保育の環境に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 子どもの健康状態や発育及び発達状態について、定期的・継続的に、また、必要に応じて随時把握する。
B 保護者からの情報とともに、登所時および保育中を通じて子どもの状態を観察し、何らかの疾病が疑われる状態や傷害が認められた場合には、保護者に連絡するとともに、嘱託医と相談するなど適切な対応を図る。
C 子どもの心身の状態等を観察し、不適切な養育の兆候がみられる場合には、市町村や関係機関と連携し、「児童福祉法」第25 条に基づき、適切な対応を図る。
D 子どもの疾病等の事態に備え、医務室等の環境を整え、救急用の薬品、材料等を適切な管理の下に常備し、その都度保育士の判断で薬を飲ませる。
A 子どもの健康状態や発育及び発達状態について、定期的・継続的に、また、必要に応じて随時把握する。
B 保護者からの情報とともに、登所時および保育中を通じて子どもの状態を観察し、何らかの疾病が疑われる状態や傷害が認められた場合には、保護者に連絡するとともに、嘱託医と相談するなど適切な対応を図る。
C 子どもの心身の状態等を観察し、不適切な養育の兆候がみられる場合には、市町村や関係機関と連携し、「児童福祉法」第25 条に基づき、適切な対応を図る。
D 子どもの疾病等の事態に備え、医務室等の環境を整え、救急用の薬品、材料等を適切な管理の下に常備し、その都度保育士の判断で薬を飲ませる。
- ○ ○ ○ ○
- ○ ○ ○ ×
- ○ ○ × ×
- × × ○ ○
- × × × ×
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この過去問の解説 (3件)
01
「保育所保育指針」第3章 健康及び安全に基づいて解説します。
A「子どもの心身の状態に応じて保育するために、子どもの健康状態並びに発育及び発達状態について、定期的・継続的に、また、必要に応じて随時、把握すること。」と保育所保育指針で定義されています。
B 「保護者からの情報とともに、登所時及び保育中を通じて子どもの状態を観察し、何らかの疾病が疑われる状態や傷害が認められた場合には、保護者に連絡するとともに、嘱託医と相談するなど適切な
対応を図ること。看護師等が配置されている場合には、その専門性を生かした対応を図ること。」と定義されています。
C「子どもの心身の状態等を観察し、不適切な養育の兆候が見られる場合には、市町村や関係機関と連携し、児童福祉法第 25 条に基づき、適切な対応を図ること。また、虐待が疑われる場合には、速やかに
市町村又は児童相談所に通告し、適切な対応を図ること。」と定義されています。
D 「子どもの疾病等の事態に備え、医務室等の環境を整え、救急用の薬品、材料等を適切な管理の下に常備し、全職員が対応できるようにしておくこと」と定義されています。
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02
A、B、Cは適切です。
「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」
1子どもの健康支援(1)子どもの健康状態並びに発育及び発達状態の把握を参照してください。
Dは不適切です。
保育所において薬を与える場合は、医師の指示に基づいた薬に限定します。よって「その都度保育士の判断で薬を飲ませる」という記述は誤りです。
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03
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D × 保育所での投薬は、医者の指示に基づいた薬に限定されています。
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