保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
子どもの保健 問111
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)後期 子どもの保健 問111 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文のうち、幼児期の自閉スペクトラム症における特徴的な行動に関して、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 一方通行に自分の言いたいことだけを言う。
B 普段通りの状況や手順が急に変わると、混乱する。
C 忘れ物やなくし物が多い。
D 突発的、急速、繰り返される不規則な瞬きや咳払いをする。
E 指さしで興味のあるものを伝えない。
A 一方通行に自分の言いたいことだけを言う。
B 普段通りの状況や手順が急に変わると、混乱する。
C 忘れ物やなくし物が多い。
D 突発的、急速、繰り返される不規則な瞬きや咳払いをする。
E 指さしで興味のあるものを伝えない。
- ○ ○ × ○ ×
- ○ ○ × × ○
- ○ × ○ × ○
- × ○ ○ × ○
- × × ○ ○ ×
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この過去問の解説 (3件)
01
A 適切な答えです。他者が自分と同じ「思い」をもつ存在ということは分かりづらいために起こります。
B 適切な答えです。特定の行動パターンや環境へのこだわりが強いなど、感覚の敏感さから起こります。
C 忘れ物やなくし物が多いのは「注意欠如・多動(ADHD)」によく見られます。
D 突発的、急速、繰り返される不規則な瞬きや咳払いをするのは「チック症」の症状です。
C 適切な答えです。指差しは言葉の前段階と言われていますが自閉症の子は意思表示をすることが難しく、そのため指差しをすることも苦手だという特徴が見られます。
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02
A ○ 適切です。
自閉スペクトラム症では会話が成立しにくいことが特徴です。
B ○ 適切です。
何かをするときの方法や手順、物の並べ方などにも強いこだわりがあり突然変わると混乱します。
C × 不適切です。
忘れ物やなくし物は、注意欠如・多動症(ADHD)にみられます。
D × 不適切です。
チック症の特徴です。チック症は主に顔面や首、腕などの筋肉が不随意に引きつったり、声帯で生じた場合は発声としてあらわれます。
E ○ 適切です。
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03
B 〇 適切です。
C × 設問は注意欠如・多動症の特徴です。
D × 設問はチック症の特徴です。
E 〇 適切です。
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