保育士の過去問
平成31年(2019年)前期
社会的養護 問33

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問題

保育士試験 平成31年(2019年)前期 社会的養護 問33 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「児童養護施設運営指針」(平成24年3月 厚生労働省)に示されている社会的養護の原理に関する記述の一部である。( A )∼( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

・ 子ども期のすべては、その( A )に応じた発達の課題を持ち、その後の成人期の人生に向けた準備の期間でもある。社会的養護は、未来の人生を作り出す基礎となるよう、子ども期の健全な心身の発達の保障を目指して行われる。
・ 特に、人生の基礎となる乳幼児期では、( B )や基本的な信頼関係の形成が重要である。子どもは、( B )や基本的な信頼関係を基盤にして、自分や他者の存在を受け入れていくことができるようになる。( C )に向けた生きる力の獲得も、健やかな身体的、精神的及び社会的発達も、こうした基盤があって可能となる。

【語群】
ア:年齢   イ:個性   ウ:自立
エ:愛着関係  オ:集団適応  カ:自己同一性
  • ( A )ア  ( B )エ  ( C )ウ
  • ( A )ア  ( B )カ  ( C )オ
  • ( A )イ  ( B )エ  ( C )ウ
  • ( A )イ  ( B )オ  ( C )ウ
  • ( A )イ  ( B )カ  ( C )オ

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。
「児童養護施設運営指針」の”発達の保障と自立支援”の項目に記載されています。以下がその文章です。


・ 子ども期のすべては、その(A年齢)に応じた発達の課題を持ち、その後の成人期の人生に向けた準備の期間でもある。社会的養護は、未来の人生を作り出す基礎となるよう、子ども期の健全な心身の発達の保障を目指して行われる。
・ 特に、人生の基礎となる乳幼児期では、(B愛着関係)や基本的な信頼関係の形成が重要である。子どもは、(B愛着関係)や基本的な信頼関係を基盤にして、自分や他者の存在を受け入れていくことができるようになる。(C自立)に向けた生きる力の獲得も、健やかな身体的、精神的及び社会的発達も、こうした基盤があって可能となる。

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02

答えは1です。

「児童養護施設運営指針(2)社会的養護の原理②発達の保障と自立支援」に、次のように記載されています。

・子ども期のすべては、その(A:年齢)に応じた発達の課題を持ち、その後の成人期の人 生に向けた準備の期間でもある。社会的養護は、未来の人生を作り出す基礎と なるよう、子ども期の健全な心身の発達の保障を目指して行われる。
・特に、人生の基礎となる乳幼児期では、(B:愛着関係)や基本的な信頼関係の形成が重要である。子どもは、(B:愛着関係)や基本的な信頼関係を基盤にして、自分や他者の存在を受け入れていくことができるようになる。(C:自立)に向けた生きる力の獲得も、健やかな身体的、精神的及び社会的発達も、こうした基盤があって可能となる。
・子どもの自立や自己実現を目指して、子どもの主体的な活動を大切にするとともに、様々な生活体験などを通して、自立した社会生活に必要な基礎的な力を形成していくことが必要である。


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03

設問の文章に正しい語句を入れると下記のようになります。


・子ども期のすべては、その( A 年齢 )に応じた発達の課題を持ち、その後の成人期の人生に向けた準備の期間でもある。社会的養護は、未来の人生を作り出す基礎となるよう、子ども期の健全な心身の発達の保障を目指して行われる。

・特に、人生の基礎となる乳幼児期では、( B 愛着関係 )や基本的な信頼関係の形成が重要である。子どもは、( B 愛着関係 )や基本的な信頼関係を基盤にして、自分や他者の存在を受け入れていくことができるようになる。( C 自立 )に向けた生きる力の獲得も、健やかな身体的、精神的及び社会的発達も、こうした基盤があって可能となる。

よって正解の語句の組み合わせは1となります。

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