保育士の過去問
平成31年(2019年)前期
児童家庭福祉 問49

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問題

保育士試験 平成31年(2019年)前期 児童家庭福祉 問49 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、子どもの健全育成に関する記述である。次の( a )∼( d )の下線部分が適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

児童館ガイドライン(平成23年3月31日)によると、児童館には日常の生活の支援や( a )問題の発生予防・早期発見と対応(b)地域組織活動の育成などもその機能・役割として位置づけられている。
また、放課後児童健全育成事業は、( c )放課後子ども総合プランにより、( d )放課後子供教室との一体型の実施が求められてきた。
  • ( a )○  ( b )○  ( c )○  ( d )○
  • ( a )○  ( b )○  ( c )○  ( d )×
  • ( a )○  ( b )○  ( c )×  ( d )○
  • ( a )×  ( b )×  ( c )○  ( d )×
  • ( a )×  ( b )×  ( c )×  ( d )○

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この過去問の解説 (3件)

01

児童館ガイドラインによると、児童館の機能・役割として下記の内容があげられます。

1 発達の増進
子どもと長期的・継続的に関わり 遊び及び生活を通して子どもの発達の 増進を図ること。

2 日常の生活の支援 子どもの遊びの拠点と居場所となり、子どもの活動の様子から必要に応じ て家庭や地域の子育て環境の調整を図ることにより、子どもの安定した日 常の生活を支援すること。

3 問題の発生予防・早期発見と対応 子どもと子育て家庭が抱える可能性のある問題の発生を予防し、かつ、早 期発見に努め、専門機関と連携して適切に対応すること。

4 子育て家庭への支援 子育て家庭に対する相談・援助を行い、子育ての交流の場を提供し、地域 における子育て家庭を支援すること。

5 地域組織活動の育成 地域組織活動の育成を支援し、子どもの育ちに関する組織や人とのネット ワークの中心となり、地域の子どもを健全に育成する拠点としての役割を担うこと。


以上をふまえて設問を考えると、(a)(b)の記述はは両方○となります。


また一方で、共働き家庭等の「小1の壁」を打破するとともに、次代を担う人材を育成するため、全ての就学児童が放課後等を安全・安心に過ごし、 多様な体験・活動を行うことができるよう、一体型を中心とした放課後児童クラブ及び放課後子供教室の計画的な整備等を進める、「放課後子ども総合プラン」が策定されました。

以上をふまえて設問を考えると、(c) (d)の記述も両方○となります。

よって正解の組み合わせは1となります。

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02

正解は1です。

a,bの内容は児童館ガイドラインの第3章 児童館の機能・役割に記載されています。
c,dの内容は、「次代を担う人材を育成し、加えて共働き家庭が直面する「小1の壁」を打破する観点から、厚生労働省と文部科学省の連携のもと、平成26年7月に「放課後子ども総合プラン」を策定し、当該プランに基づき、放課後児童クラブと放課後子供教室の一体的な実施を中心に両事業の計画的な整備を進めてきたところです。」と文部科学省のホームページに記載されています。

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03

正解は1です。

a及びbは平成23年に策定された児童館ガイドラインの第3章 児童館の機能・役割に
記載されています。

放課後児童健全育成事業は一般的に学童保育や放課後児童クラブという名称で運営されていますが、厚生労働省と文部科学省が共同で策定した放課後子ども総合プランにより文部科学省の管轄である放課後子供教室との連携が行われています。
よってc及びdも正しく、正解は1です。

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