保育士の過去問
平成31年(2019年)前期
社会福祉 問60

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問題

保育士試験 平成31年(2019年)前期 社会福祉 問60 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、社会福祉の概念等に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  「生活保護法」の第1条には、「社会福祉法の理念に基き、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障すること」が、定めら
れている。
B  「母子及び父子並びに寡婦福祉法」の第1条には、「母子家庭等及び寡婦に対し、その生活の安定と向上のために必要な措置を講じ、もつて母子家庭等及び寡婦の福祉を図ること」が、定められて
いる。
C  「身体障害者福祉法」の第1条には、「身体障害者の自立と社会経済活動への参加を促進するため、身体障害者を援助し、及び必要に応じて保護し、もつて身体障害者の福祉の増進を図ること」が、
定められている。
D  「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」の第1条には、「その社会復帰の促進及びその自立と社会経済活動への参加の促進のために必要な援助を行い、並びにその発生の予防その他国民の精
神的健康の保持及び増進に努めること」が、定められている。
  • ( A )○  ( B )○  ( C )×  ( D )×
  • ( A )○  ( B )×  ( C )○  ( D )○
  • ( A )○  ( B )×  ( C )○  ( D )×
  • ( A )×  ( B )○  ( C )○  ( D )○
  • ( A )×  ( B )○  ( C )×  ( D )○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解 ( A )×  ( B )○  ( C )○  ( D )○


A × 不適切です。
社会福祉法ではなく日本国憲法25条です。
第一条 この法律は、日本国憲法第二十五条に規定する理念に基き、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする。

B 〇 適切です。
第一条 この法律は、母子家庭等及び寡婦の福祉に関する原理を明らかにするとともに、母子家庭等及び寡婦に対し、その生活の安定と向上のために必要な措置を講じ、もつて母子家庭等及び寡婦の福祉を図ることを目的とする。

C 〇 適切です。
第一条 この法律は、身体障害者の自立と社会経済活動への参加を促進するため、身体障害者を援助し、及び必要に応じて保護し、もつて身体障害者の福祉の増進を図ることを目的とする。

D 〇 適切です。
第一条 この法律は、精神障害者の医療及び保護を行い、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(平成十七年法律第百二十三号)と相まつてその社会復帰の促進及びその自立と社会経済活動への参加の促進のために必要な援助を行い、並びにその発生の予防その他国民の精神的健康の保持及び増進に努めることによつて、精神障害者の福祉の増進及び国民の精神保健の向上を図ることを目的とする。

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02

Aの記述は×です。不適切な記述です。
生活保護法の第一条には下記の記述があります。「この法律は、日本国憲法第二十五条に規定する理念に基き、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする。」
よって社会福祉法の理念ではなく、『日本国憲法第25条に規定する理念』が適切です。

Bの記述は○です。適切な記述です。

Cの記述は○です。適切な記述です。

Dの記述は○です。適切な記述です。


よって正解の組み合わせは( A )×  ( B )○  ( C )○  ( D )○となります。

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03

正解は( A )×  ( B )○  ( C )○  ( D )○です。

A × 不適切です。
この文章での「社会福祉法」ではなく、「日本国憲法第25条」です。

B 〇 適切です。

C 〇 適切です。

D 〇 適切です。

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