保育士の過去問
平成31年(2019年)前期
子どもの保健 問114
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問題
保育士試験 平成31年(2019年)前期 子どもの保健 問114 (訂正依頼・報告はこちら)
次のA∼Eのうち、過換気症候群について適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 身体的誘因と心理的誘因がある。
B ペーパーバッグ法は簡便で安全な方法である。
C 症状として、空気が吸えない感じ、胸痛、動悸、悪心、嘔吐、手足のしびれ、痙攣、意識消失などがある。
D 思春期から20歳台の女性に多くみられる。
E 呼吸が速くなることにより血液が酸性に傾くことによって、様々な症状が発現する。
A 身体的誘因と心理的誘因がある。
B ペーパーバッグ法は簡便で安全な方法である。
C 症状として、空気が吸えない感じ、胸痛、動悸、悪心、嘔吐、手足のしびれ、痙攣、意識消失などがある。
D 思春期から20歳台の女性に多くみられる。
E 呼吸が速くなることにより血液が酸性に傾くことによって、様々な症状が発現する。
- ( A )○ ( B )○ ( C )○ ( D )○ ( E )○
- ( A )○ ( B )× ( C )○ ( D )○ ( E )×
- ( A )○ ( B )× ( C )× ( D )× ( E )○
- ( A )× ( B )○ ( C )× ( D )× ( E )○
- ( A )× ( B )× ( C )○ ( D )○ ( E )×
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この過去問の解説 (3件)
01
過換気症候群は、精神的不安や極度の緊張などにより過呼吸の状態となり、様々な症状を出す状態です。
A 〇 適切です。
身体的誘因と心理的誘因があります。
B × 不適切です。
ペーパーバッグ法は血液中の酸素濃度が低くなりすぎることもあり、充分な注意が必要であり、近年では行われなくなりました。
C 〇 適切です。
症状として、空気が吸えない感じ、胸痛、動悸、悪心、嘔吐、手足のしびれ、痙攣、意識消失などがあります。
D 〇 適切です。
思春期から20歳代の女性に多くみられます。
E × 不適切です。
ヒトの血液は中性に保たれていますが、二酸化炭素が減ることで急激に血液がアルカリ性に傾きます。
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02
A 適切です。過換気症候群は、精神的不安や極度の緊張から急に息が苦しくなり動悸やめまいなどを引き起こす病気です。
B 不適切です。ペーパーバック法は、自分が吐いた息を再び吸うことで、過換気で逃げた二酸化炭素を増やし、症状を落ち着かせるという考えで実践されてきた方法です。しかし近年では、血液中の酸素濃度が低くなりすぎることや二酸化炭素濃度が過度に上昇する危険があることから充分な注意が必要であることがわかりました。
C 適切です。症状として、空気が吸えない感じ、胸痛、動悸、悪心、嘔吐、手足のしびれ、痙攣、意識消失などがあります。
D 適切です。過換気症候群は思春期から20歳台の女性に多く見られると言われています。
E 不適切です。ヒトの血液は中性に保たれています。しかし、過呼吸により二酸化炭素が減ると血液は急激にアルカリ性へと傾きます。
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03
過換気症候群は精神的な不安や緊張により呼吸数が多くなってしまう病気です。
A ○ 適切です。
B × 不適切です。
ペーパーバック法は、自分が吐いた息を再び吸うことで、過換気で逃げた二酸化炭素を増やし、症状を落ち着かせると考えられて実践されてきました。
しかし、現在では二酸化炭素濃度が過度に上昇する危険があり、注意が必要とされています。
C ○ 適切です。
D ○ 適切です。
E × 不適切です。
二酸化炭素が放出されて炭酸ガス濃度が低くなることにより、本来中性であるはずの血液がアルカリ性になり体に様々な症状がでます。
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