保育士の過去問
平成31年(2019年)前期
子どもの保健 問118
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問題
保育士試験 平成31年(2019年)前期 子どもの保健 問118 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、保育所における発育及び発達状態の把握に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
- 保育中の子どもの心身の状態については、特に問題のない場合は1週間に一度、まとめて保護者に報告するとともに、留意事項などについては必要に応じて助言する。
- 保育中に発熱などの異常が認められた場合、また傷害が発生した場合には、まず嘱託医やかかりつけ医等の指示を受け、対応することを優先する。状態が落ち着いてから保護者に連絡する。
- 長期の観察によって、疾病や障害の疑いが生じた時には、保護者に伝えるとともに、嘱託医や専門機関と連携しつつ、対応について話し合い、それを支援していくことが必要である。
- 疾病や傷害発生時、虐待などの不適切な養育が疑われる時などは、担任保育士の判断で直ちに保健所または児童相談所に届け出る必要がある。
- 看護師等が配置されている場合、看護師は乳児への専門的対応を行う。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 不適切です。保育中の子どもの心身の状態については、毎日連絡帳や会話を通じて保護者に伝えるようにします。
2 不適切です。保育中に発熱などの異常が認められた場合、また傷害が発生した場合には、嘱託医やかかりつけ医等の指示を受ける前に保護者に連絡を入れます。
3 適切です。長期の観察によって、疾病や障害の疑いが生じた時には、保護者に伝えるとともに、嘱託医や専門機関と連携しつつ、対応について話し合い、それを支援していくことが必要です。
4 不適切です。疾病や傷害発生時、虐待などの不適切な養育が疑われる時などは、担任保育士だけが判断するのではなく、園長や主任、その他保育士を含めた職員全員で状況を把握し対応していくことが重要です。
5 不適切です。看護師は乳児だけでなく、保育所全体の健康と衛生管理を担当します。
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02
1 × 不適切です。
保育中の子どもの様子は、1週間に一度ではなく、日々必要に応じて保護者に報告します。
2 × 不適切です。
保育中の異常や傷害が発生した場合には、嘱託医やかかりつけ医等を優先するのではなく、保護者に連絡します。
3 〇 適切です。
長期の観察によって、疾病や障害の疑いが生じた時には、保護者に伝えるとともに、嘱託医や専門機関と連携しつつ、対応について話し合い、それを支援していくことが必要です。
4 × 不適切です。
虐待などの不適切な養育が疑われる時などは、担当保育士が直ちに保健所又は児童相談所に届け出るのではなく、保育所全体で状況を把握し、その時々に応じた対応をします。
5 × 不適切です。
看護師は乳児だけではなく、保育所全体の健康と衛生を守ります。
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03
1 × 不適切です。
保育中の子どもの状態についてはまとめてではなく、毎日必要に応じて保護者に報告します。
2 × 不適切です。
保育中の異常や傷害の発生は速やかに保護者に連絡します。
3 ○ 適切です。
4 × 不適切です。
担任保育士の判断ではなく、保育所全体で問題を把握し、対処していく必要があります。
5 × 不適切です。
看護師は乳児だけではなく、保育所全体の健康と衛生管理を担います。
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