保育士の過去問
平成31年(2019年)前期
子どもの保健 問119
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問題
保育士試験 平成31年(2019年)前期 子どもの保健 問119 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、乳幼児突然死症候群(SIDS)に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
- SIDSとは、乳幼児にみられる原因不明の窒息による突然死である。
- SIDSの日本での発症頻度はおおよそ出生6,000∼7,000人に1人と推定され、多くは生後1歳以上で発症する。
- SIDSは、主として睡眠中に発症する。
- SIDSの診断は、解剖が実施されない場合は死亡状況調査に基づいて行う。
- SIDSの乳幼児では、何らかの基礎疾患があるため、それによる死亡であるかどうかの区別が重要である。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 × 不適切です。
SIDSはそれまでの健康状態及び既往歴からその死亡が予測できず、元気に発育していた乳幼児が突然死亡する症候群で、窒息による事故とは異なります。
2 × 不適切です。
まれに生後1歳以上でも発症しますが、生後2~6か月に多く起こります。
3 ○ 適切です。
4 × 不適切です。
死亡状況調査や剖検に基づいて行われます。
5 × 不適切です。
SIDSは基礎疾患をもたず、それまでの健康状態から死亡が予測できない乳幼児が死に至るものです。
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02
1 不適切です。何の予兆や既往歴がないまま、突然乳幼児が死亡する病気で、窒息とはまた別のものと言われています。
2 不適切です。SIDSは1歳以上で発症することも稀にありますが、その大半が生後2か月~6か月で発症します。
3 適切です。SIDSは、主として睡眠中に発症すると言われています。
4 不適切です。SIDSは原因が解明されていない部分があり、診断は、剖検および死亡状況調査に基づいて行われます。
5 不適切です。SIDSは、先天性の疾患や既往歴に関係なく起こるものなので予測が難しい病気です。
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03
1 × 不適切です。
SIDSは、窒息ではなく、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る原因のわからない病気です。
2 × 不適切です。
日本での発症頻度はおおよそ出生6,000~7,000人に1人と推定されています。
生後2か月~6か月に多く、稀に、1歳以上で発症します。
3 〇 適切です。
SIDSは、主として睡眠中に発症します。保育所では、睡眠中の安全確認が必須です。
4 × 不適切です。
診断は、剖検および死亡状況調査に基づいて行います。
5 × 不適切です。
SIDSはそれまでの健康状態および既往歴からその死亡が予測できないものです。
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