保育士の過去問
令和2年(2020年)後期
保育原理 問2

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問題

保育士試験 令和2年(2020年)後期 保育原理 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」の2「養護に関する基本的事項」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

・ 一人一人の子どもの置かれている状態や( A )などを的確に把握し、子どもの( B )を適切に満たしながら、( C )な触れ合いや言葉がけを行う。
・ 保育士等との信頼関係を基盤に、一人一人の子どもが主体的に活動し、自発性や( D )などを高めるとともに、自分への( E )をもつことができるよう成長の過程を見守り、適切に働きかける。
  • A:家庭での様子  B:欲求  C:応答的  D:好奇心   E:満足感
  • A:発達過程    B:欲求  C:応答的  D:探索意欲  E:自信
  • A:家庭での様子  B:不満  C:密接   D:好奇心   E:満足感
  • A:発達過程    B:欲求  C:応答的  D:好奇心   E:自信
  • A:発達過程    B:不満  C:密接   D:探索意欲  E:自信

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、2です。

A ○発達過程 ×家庭での様子
 子ども一人一人の「発達過程」を把握して保育することは養護の基本です。「家庭での様子」は、Aの前に述べられている文に含まれるので選びません。

B ○欲求 ×不満
 子どもの、伝えたいこと・想像したものを形にしたいこと・自分の力で取り組みたいことなど、様々な「欲求」を適切に満たしていきます。
 「不満」は、欲求を満たされないことで生まれてくる感情なので、まずすべきことは欲求を満たすことです。

C ○応答的 ×密接
 保育士の「応答的」な関わりによって、子ども達は信頼感を持ち始めます。安心出来る場所、安心出来る先生の前で、始めて子ども達は自分らしく振る舞える様になります。
 「密接」な触れ合いは「応答的」な対応の中に含まれますので選びません。

D ○探索意欲 ×好奇心
 「探索意欲」は、学びに繋がります。はいはいの赤ちゃんから走り回る幼児に至るまで、好奇心から様々な探索をします。見る・触る・聴く・嗅ぐ・口に入れてみるなどを繰り返し、身の回りの物や環境を自分なりに理解していきます。保育士は安全に配慮しながら、探索意欲から繋がる行動をサポートします。
 「好奇心」は、「探索意欲」の中に含まれますので選びません。

E ○自信 ×満足感
 「自信」をもつことは、チャレンジする勇気をもつことと同義だと考えます。ちょっと難しそうな事にも挑戦してみること、始めてで不安だけど行動してみること、そのような経験を経て学び、成長していきます。行動することで自分をより理解出来るので、その下地となる自信を適度に持つことは大切です。
 「満足感」は、自分の思い通りになって満足する、という意味合いなので、養護の基本を述べている文面ではあてはまりません。

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02

正解は2です。

・ 一人一人の子どもの置かれている状態や( A 発達過程)などを的確に把握し、子どもの( B欲求 )を適切に満たしながら、( C 応答的)な触れ合いや言葉がけを行う。
・ 保育士等との信頼関係を基盤に、一人一人の子どもが主体的に活動し、自発性や( D探索意欲 )などを高めるとともに、自分への( E自信 )をもつことができるよう成長の過程を見守り、適切に働きかける。

「保育所保育指針」第1章「総則」の2「養護に関する基本的事項」を確認しましょう

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03

正解は2です。

以下が正しい文章となります。

・ 一人一人の子どもの置かれている状態や( A 発達過程 )などを的確に把握し、子どもの( B 欲求 )を適切に満たしながら、( C 応答的 )な触れ合いや言葉がけを行う。
・ 保育士等との信頼関係を基盤に、一人一人の子どもが主体的に活動し、自発性や( D 探索意欲 )などを高めるとともに、自分への( E 自信 )をもつことができるよう成長の過程を見守り、適切に働きかける。

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