保育士の過去問
令和2年(2020年)後期
保育原理 問3

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問題

保育士試験 令和2年(2020年)後期 保育原理 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、保育所における長時間にわたる保育において、保育士が留意することに関する記述である。「保育所保育指針」第1章「総則」の3「保育の計画及び評価」( 2 )「指導計画の作成」に照らして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 複数の保育士等が一日の流れを把握した上で、保育のねらいや内容等について理解し共有して取り組む。
B 長時間の保育において子どもが不安にならないように、保育士と保護者の連携を密にしながら十分に配慮して子どもに関わる。
C 子どもに心身の負担が生じることがないように、家庭的でゆったりとくつろぐことができる環境を整える。
D 一日の中で保育士が引き継ぎを行う際には、職員間で情報の伝達を適切に行う。
E 迎えの際には少しでも早く家に帰ってもらうようにするため、その日の子どもの生活の様子や育ちの姿を伝えることは省略する。
  • A:○  B:○  C:○  D:○  E:×
  • A:○  B:○  C:×  D:○  E:○
  • A:○  B:×  C:○  D:×  E:×
  • A:×  B:○  C:×  D:○  E:×
  • A:×  B:×  C:○  D:×  E:○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

「保育所保育指針」第1章「総則」の3「保育の計画及び評価」(2)「指導計画の作成」参照してください

A ○ 保育士だけではなく、全職員による適切な役割分担と協力体制を整えます。

B ○ 家庭との連携も指導計画に位置付ける必要があります

C ○ 一日の生活リズムを考慮し、活動と休息、緊張感と解放感などの調和を図ります

D ○ 記述の通りです。

E × 「その日の子どもの生活の様子や育ちの姿を伝えることは省略する」ではなく、家庭との連携は指導計画に位置付けられています

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02

正解は1です。

A 適切です。保育を行ううえで複数の保育士がねらいや内容を理解し共有しながら連携を取ることは、非常に大事なことです。

B 適切です。保育所に通う子どもは1日の大半を保育所で過ごします。子どもが不安にならないよう、保護者と保育士が連携を密にしながら成長を見守ることが大切です。

C 適切です。子どもが心身ともに健やかに成長していくためには、保育所だけでなく、家庭での環境も適切に整えておく必要があります。

D 適切です。保育所では、職員が変則で勤務していることがほとんどです。そのため引き継ぎを行う時には、一日の子どもの様子など、適切に伝えることが大切です。

E 不適切です。送迎の際には、子どものその日の様子や体調の変化などを丁寧に伝えることが必要です。

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03

正解は、1です。

A・B・C・D ○
 職員間のチームワーク、保護者との連携、保育の環境整備や、情報伝達の重要性を述べているので○です。

E ×
 保護者にとって、保育所での子どもの様子や育ちは大切な情報です。家庭での子どもへの対応にも生かせますし、新しい発見もあります。
 保護者側に急用などですぐに帰宅しなければならない場合は臨機応変に対応し、基本的には子どもの様子・育ちの姿は伝えるようにします。子どもにとってより良い保育を行うため、保育士と保護者の両者で情報共有は欠かせません。

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