保育士の過去問 令和3年(2021年)前期 保育原理 問2
この過去問の解説 (2件)
正解は2です。
「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」は、幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領が2017年に改定に伴い新しく作られたもので、2018年4月より施行されました。
A→自立心
身近な環境に主体的に関わりいろいろな活動や遊びを生み出す中で、自分の力で行うために思い巡らしなどして、自分でしなければならないことを自覚して行い、諦めずにやり 遂げることで満足感や達成感を味わいながら、自信を持って行動するようになります。
B→協同性
友達との関わりを通して、互いの思いや考えなどを共有し、それらの実現に向けて、工夫したり、協力したりする充実感を味わいながらやり遂げるようになります。
C→思考力の芽生え
身近な事象に積極的に関わり、物の性質や仕組み等を感じ取ったり気付いたりする中で、思いを巡らし予想したり、工夫したりなど様々な関わりを楽しむようになります。
正解は【2】です。
A:自立心
「身近な環境に主体的に関わり様々な活動を楽しむ中で、しなければならないことを自覚し、自分の力で行うために考えたり、工夫したりしながら、諦めずにやり遂げることで達成感を味わい、自信をもって行動するようになる。 」と記載されています。
自分でやってみようという気持ちを引き出す工夫が保育者に求められています。
ちなみに、「自律心」は自分のことをコントロールすることで、この場合当てはまりません。
B:協同性
「友達と関わる中で、互いの思いや考えなどを共有し、共通の目的の実現に向けて、考えたり、工夫したり、協力したりし、充実感をもってやり遂げるようになる。 」と記載されています。
C:思考力の芽生え
「身近な事象に積極的に関わる中で、物の性質や仕組みなどを感じ取ったり、気付いたりし、考えたり、予想したり、工夫したりするなど、多様な関わりを楽しむようになる。また、友達の様々な考え に触れる中で、自分と異なる考えがあることに気付き、自ら判断したり、考え直したりするなど、新しい考えを生み出す喜びを味わい がら、自分の考えをよりよいものにするようになる。」と記載されています。
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