保育士の過去問
令和3年(2021年)前期
子ども家庭福祉 問48

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問題

保育士試験 令和3年(2021年)前期 子ども家庭福祉 問48 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文のうち、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)に示された児童指導員の資格要件として不適切な記述を一つ選びなさい。
  • 社会福祉士の資格を有する者
  • 外国の大学において、社会福祉学、心理学、教育学若しくは社会学を専修する学科又はこれらに相当する課程を修めて卒業した者
  • 子育て支援員の資格を有する者
  • 学校教育法の規定による大学において、社会福祉学、心理学、教育学若しくは社会学を専修する学科又はこれらに相当する課程を修めて卒業した者
  • 精神保健福祉士の資格を有する者

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は3です。

児童指導員の資格要件は下記の10項目です。

1 都道府県知事の指定する児童福祉施設の職員を養成する学校その他の養成施設を卒業した者

2 社会福祉士の資格を有する者

3 精神保健福祉士の資格を有する者

4 学校教育法の規定による大学において、社会福祉学、心理学、教育学若しくは社会学を専修する学科又はこれらに相当する課程を修めて卒業した者

5 学校教育法の規定による大学において、社会福祉学、心理学、教育学又は社会学に関する科目の単位を優秀な成績で修得したことにより、同法第百二条第二項の規定により大学院への入学を認められた者

6 学校教育法の規定による大学院において、社会福祉学、心理学、教育学若しくは社会学を専攻する研究科又はこれらに相当する課程を修めて卒業した者

7 外国の大学において、社会福祉学、心理学、教育学若しくは社会学を専修する学科又はこれらに相当する課程を修めて卒業した者

8 学校教育法の規定による高等学校若しくは中等教育学校を卒業した者、同法第九十条第二項の規定により大学への入学を認められた者若しくは通常の課程による十二年の学校教育を修了した者。又は文部科学大臣がこれと同等以上の資格を有すると認定した者であつて、二年以上児童福祉事業に従事したもの

9 教育職員免許法に規定する幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校又は中等教育学校の教諭の免許状を有する者であつて、都道府県知事が適当と認めたもの

10 三年以上児童福祉事業に従事した者であつて、都道府県知事が適当と認めたもの

子育て支援員の資格は要件になっていないため不適切です。

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02

児童福祉施設の設備及び運営に関する基準に定められている児童指導員の資格要件は以下の10項目です。

1.児童福祉施設の職員を養成する学校、その他の養成施設を卒業したもの

2.社会福祉士の資格を有するもの

3.精神保健福祉士の資格を有するもの

4.大学の学部で心理学、社会福祉学、教育学、もしくは社会学を専修する学科、またはこれらに相当する過程をおさめて専修したもの

5.大学の学部で、社会福祉学、心理学、教育学、もしくは社会学に関する科目で優秀な成績をおさめ、大学院への入学を認められたもの

6.大学院において、社会福祉学、心理学、教育学、もしくは、社会学を専攻する研究科または、これらに相当する過程をおさめたもの

7.外国の大学で、社会福祉学、心理学、教育学、もしくは社会学を専修する学科、または相当する過程をおさめて卒業してもの

8.高等学校もしくは中等教育学校を卒業したもの、大学への入学を認められたもの、もしくは通常の過程による12年の学校教育を修了した者、または、文部科学大臣がこれと同等以上の資格を有すると認定したものであって、2年以上児童福祉事業に従事したもの

9.小学校、中学校、高等学校または、中等教育学校の教諭となる資格を有するものであって、都道府県知事が適当と認めたもの

10.3年以上児童福祉事業に従事したものであって、都道府県知事が適当と認めたもの

以上のいずれかに当てはまるものになります。

子育て支援員の資格は資格要件となっていないため、間違いです。

これらのことから、正解は3となります。

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