保育士の過去問
令和3年(2021年)前期
子どもの食と栄養 問125
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問題
保育士試験 令和3年(2021年)前期 子どもの食と栄養 問125 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文のうち、幼児期の摂食機能と食行動に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 摂食機能の発達過程では、手づかみ食べが上達し、目と手と口の協働ができていることによって、食器・食具が上手に使えるようになっていく。
B スプーンの握り方は、手のひら握りから鉛筆握りへと発達していく。
C 2歳頃には、箸を使って自分で上手に食べられるようになる。
D 「平成27年度乳幼児栄養調査」(厚生労働省)によると、「現在子どもの食事について困っていること」(回答者:2~6歳児の保護者)で、「遊び食べをする」と回答した者は、子どもの年齢が高くなるにつれて減少する。
A 摂食機能の発達過程では、手づかみ食べが上達し、目と手と口の協働ができていることによって、食器・食具が上手に使えるようになっていく。
B スプーンの握り方は、手のひら握りから鉛筆握りへと発達していく。
C 2歳頃には、箸を使って自分で上手に食べられるようになる。
D 「平成27年度乳幼児栄養調査」(厚生労働省)によると、「現在子どもの食事について困っていること」(回答者:2~6歳児の保護者)で、「遊び食べをする」と回答した者は、子どもの年齢が高くなるにつれて減少する。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は【2】です。
A:〇
離乳食後期頃(生後9~11か月)からつかみ食べを始めます。発達や興味に合わせてスプーンなど食器の練習をしていきます。
B:〇
手のひら握り(1歳ごろ)から、指握り(1~2歳ごろ)、鉛筆握り(2歳後半)と発達していきます。
C:×
2歳ごろはBでも解説したようにスプーンをやっと使えるか使えないかの頃です。まだスプーンでもこぼさずに食べれる時期ではありません。箸が使えるようになるのは個人差が大きいですが3歳以降と考えられます。
D:〇
記述の通り、年齢が高くなるにつれて「遊び食べ」が減っていく傾向にあります。
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02
正解は2です。
A ○
摂食機能の発達過程では、手づかみ食べが上達し、食器や食具が上手に使えるようになっていきます。
目と手と口の協働ができていることが大切です。
B ○
スプーンの握り方は、手のひら握りから、徐々に指で握るようになり、やがて鉛筆握りへと変化していきます。
C ×
2歳頃では、箸を上手に使うのは難しく、スプーンやフォークを使います。
D ○
「乳幼児栄養調査」によると、2〜6歳児の保護者で「現在子どもの食事について困っていること」として「遊び食べをする」と回答した者の割合は下記のとおりです。
子どもの年齢が高くなるにつれて減少していることがわかります。
2〜3歳未満:41.8%
3〜4歳未満:27.4%
4〜5歳未満:23.2%
5歳以上 :14.4%
以上より、
A:○ B:○ C:× D:○ なので、
正解は2となります。
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03
A 〇 手づかみ食べからはじまり、次第にフォーク、スプーンなどが使えるようになります。
B 〇 スプーンは、手のひらから指先、鉛筆握りと上達していきます。
C × 2歳ではまだ上手にはしを持つことはできません。
D 〇 遊び食べは年齢とともに減少していきます。
これらのことより、正解は2です。
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