保育士の過去問
令和3年(2021年)後期
教育原理 問27
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問題
保育士試験 令和3年(2021年)後期 教育原理 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、「学校における「いじめ防止」「早期発見」「いじめに対する措置」のポイント」(平成25年10月文部科学省)の一部である。( A )・( B )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
早期発見の観点から、学校の設置者等と連携し、( A )を実施することにより、ネット上のトラブルの早期発見に努める。また、児童生徒が悩みを抱え込まないよう、法務局・地方法務局におけるネット上の人権侵害情報に関する相談の受付など、関係機関の取組についても周知する。
パスワード付きサイトやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)、携帯電話のメールを利用したいじめなどについては、より大人の目に触れにくく、発見しにくいため、学校における( B )を進めるとともに、保護者においてもこれらについての理解を求めていくことが必要である。
早期発見の観点から、学校の設置者等と連携し、( A )を実施することにより、ネット上のトラブルの早期発見に努める。また、児童生徒が悩みを抱え込まないよう、法務局・地方法務局におけるネット上の人権侵害情報に関する相談の受付など、関係機関の取組についても周知する。
パスワード付きサイトやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)、携帯電話のメールを利用したいじめなどについては、より大人の目に触れにくく、発見しにくいため、学校における( B )を進めるとともに、保護者においてもこれらについての理解を求めていくことが必要である。
- A:SNS 等の検閲 B:道徳教育
- A:SNS 等の検閲 B:IT 活用教育
- A:SNS 等の検閲 B:情報モラル教育
- A:学校ネットパトロール B:道徳教育
- A:学校ネットパトロール B:情報モラル教育
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「5」です。
A:学校ネットパトロール B:情報モラル教育
Aは学校ネットパトロールが入ります。学校ネットパトロールとは、近年ネット上でのいじめが深刻となっていることから、ネット上の書き込みなどを監視することです。
Bは情報モラル教育が入ります。情報モラル教育では「情報社会で適正な活動を行うための基になる考え方と態度」を、各教科の指導の中で身につけさせることとしています。
学校におけるいじめ認知件数が年々増加傾向にあり、近年ではインターネットやスマートフォンを活用したいじめが加わり、内容が多様化・複雑化しています。早期発見の観点から、学校だけではなく保護者も情報モラル教育に関する理解を進める必要があります。
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02
正解は5です。
A:学校ネットパトロール
近年、ネット上のいじめが問題化しており、その対策として、学校非公式サイト、ブログ等に誹謗中傷の書き込みなどが行われ、ネット上のいじめ等が起きていないかチェックし、学校等へ情報の提供を行う取り組みです。
B:情報モラル教育
近年、携帯電話の普及が子供達の間でも進み、それに伴い、ネット上のいじめや犯罪に巻き込まれる事象が増加しています。その対策として、情報社会の特性を理解し、その社会の中で適正な活動を行うための考え方や態度を育成することを目的とした教育です。
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03
正解は5です。
A:学校ネットパトロール
SNS上に本人の許可なくその人の写真を投稿するといったような問題や、ネット上のいじめなどがここ10年以内に頻発しており、それらをチェックして学校等への連絡を行う取り組みです。
B:情報モラル教育
「いじめ」問題だけでなく、SNSなどで自由に発言し写真や音声の発信を行ったことで子どもたちが犯罪に巻き込まれるといったケースが増えています。「自由」を尊重しつつ、子どもたちが自分自身の身を守る知識として情報モラルを身につける必要があります。
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