保育士の過去問
令和3年(2021年)後期
教育原理 問29

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問題

保育士試験 令和3年(2021年)後期 教育原理 問29 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、中央教育審議会答申「子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について」(平成17年)の一部である。( A )・( B )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

・幼稚園等施設において、小学校入学前の主に5歳児を対象として、幼児どうしが、教師の援助の下で、共通の目的・挑戦的な課題など、一つの目標を作り出し、協力工夫して解決していく活動を「( A )」として位置付け、その取組を推奨する必要がある。

・遊びの中での興味や関心に沿った活動から、興味や関心を生かした学びへ、さらに( B )等を中心とした学習へのつながりを踏まえ、幼児期から児童期への教育の流れを意識して、幼児教育における教育内容や方法を充実する必要がある。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「1」です。

A:協同的な学び  B:教科

Aには協同的な学びが入ります。幼児や児童どうしが自分の考えを伝え合いながら、心や力を合わせて取り組む学習方法です。

Bには教科が入ります。学校教育で,教育課程に基づいて体系的に組織された学習内容のことです。また,教科を区分したものには国語や算数などがあります。

中央教育審議会答申は文部科学省のホームページに掲載されています。

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02

正解は1です。

A:協同的な学び 

個人的な学びではなく、幼児同士が協力工夫して解決していく活動を重要視しています。

ちなみに「人間性の涵養」は平成19年7月に改定された学校教育法に規定された「学力の3要素」のうちの1つで、「主体的・対話的で深い学び」を通じて実現していくべき、最終的な教育成果です。

B:教科

小学校就学時を見据えた学びの必要性が記載されています。

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03

正解は1です。

A:協同的な学び 

  個人的な学びではなく、幼児同士が協力工夫して解決していく活動を重要視しています。

B:教科

  小学校就学時を見据えた学びの必要性が記載されています。

この答申は、幼児教育の重要性について国民に向けて広く訴えることを目的として作成されました。

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