保育士の過去問
令和3年(2021年)後期
社会福祉 問67
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問題
保育士試験 令和3年(2021年)後期 社会福祉 問67 (訂正依頼・報告はこちら)
次の図は、ソーシャルワークの展開過程を示したものである。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は3(Aウ Bイ Cエ Dア)です。
ソーシャルワークの展開過程は以下のように行います。
①ケースの発見
問題発見(開始)
②インテーク
面談をして、情報を収集します。
③アセスメント(A→ウ)
インテークで得た情報や心理テストなどから集めた情報をまとめてどんな支援ができるか、何が必要かを決めます。
④プランニング(B→イ)
問題解決のための計画を立てます。長期間にわたる目標と短期的な目標の2点から支援計画というものを作っていきます。
⑤インターベンション(C→エ)
社会福祉士などのソーシャルワーカーが介入し、支援計画をもとにカウンセリングやグループワークなどの援助をしていきます。
⑥モニタリング(D→ア)
インターベンションを行い、アセスメントに沿った支援ができているかの確認をします。また、利用者や家族が納得のいく支援になっているかなどの調査も行います。
⑦エバリューション
問題解決のための方法を検討します。今の支援で足りない点や問題解決のための支援を明確化し無駄なく支援ができるように支援方法の見直しを行います。
⑧ターミネーション
問題解決(終了)
用語の意味を理解できれば、並べ替えの問題や〇×問題にも対応できます。用語の意味を理解して覚えることが大切です。
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02
①ケースの発見
②インテーク→社会面接
③アセスメント→何を必要としているか評価、査定する
④プランニング→援助計画作成
⑤インターベンション→介入、援助
⑥モニタリング→ケアプランが介護者にあっているか調査すること
⑦エバリューション→援助の判定
⑧ターミネーション→終了
言葉が難しいので、
日本語の意味と単語とを繋げて覚えておくと、自然と流れがわかり解答が導きやすくなると思います。
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03
ソーシャルワークの展開過程の問題です。
まずは、ソーシャルワークの理解をしっかりしておきましょう。
ソーシャルワークとは、社会的困難に直面した場合、福祉的な相談援助を通して、利用者(クライエント)を支援することです。
ソーシャルワークには、展開過程があります。
それをこの問題を通して、学んでいきましょう。
A、C、Dの順番が違います。
まず、Aはウのアセスメントが正しい答えです。
ケースの発見→インテーク(面接)→に続いてアセスメントになります。
アセスメントは、利用者の生活環境や困りごとを把握・情報収集し分析することです。
面接した上で、それを元に分析し現状把握するという流れで覚えましょう。
A、B、C、Dすべての順番が違います。
まず、Aはイのプランニングとなっていますが、面接の後は、その情報を分析することが必要なのでウのアセスメントが正しい順番です。
アセスメント(分析・現状把握)した上で、プランニング(支援計画)を立てます。
正しい組みあわせです。
ソーシャルワークは、ケースの発見→インテーク(面接)→アセスメント(分析・現状把握)→プランニング(支援計画)→インターベンション(介入)→モニタリング(実施内容の調査や評価)→エバリューション(振り返り・事後評価)→ターミネーション(支援の終結)の流れで行われます。
A、B、C、Dすべてが間違いです。
Cがイのプランニングになっていますが、Cはエのインターベンション(介入)になります。
インターベンション(介入)は、プランニング(支援計画)に基づき、利用者の変化や問題状況の改善を目的としてなされる働きかけの事になるので、プランニングの前に来る事はありません。
A、B、Cが間違いです。
Dのアのモニタリングは、具体的にサービスが点検された後、一定の期間が経過した時点で計画通りのサービスが提供されているか、新たなニーズが発生していないか点検するためのチェック機能です。
ソーシャルワークの展開過程を覚えるポイントは、順序に沿って学んでいくということです。
学んでいくと流れがわかるようになるので、繰り返しやっていきましょう。
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