保育士の過去問
令和3年(2021年)後期
子どもの食と栄養 問123
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問題
保育士試験 令和3年(2021年)後期 子どもの食と栄養 問123 (訂正依頼・報告はこちら)
次の図は、「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」(平成16年:厚生労働省)に示された「発育・発達過程において配慮すべき側面」である。図中のA~Dにあてはまらないものを一つ選びなさい。
- 心と身体の健康
- 人との関わり
- 食のスキル
- 食の文化と環境
- 生活の質
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は5です。
「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」は、
食を通じた子供の健全な育成のための検討会の報告書として2004(平成16)年に厚生労働省から発表されました。
いきいきと健康な生活をするための基本となる「食を営む力」を育て、それを支援する環境づくりを進めることをねらいとしています。
図中のA~Dにはそれぞれ下記の言葉が入ります。
A.心と体の健康
食事、睡眠など生活リズムを作る、安心感と信頼感を持つといったことで心と体の健康を保つことはとても重要です。
B.食の文化と環境
生産・流通・調理の過程や食文化など、食にまつわる「自然」「地域」「生物」「食物」「人間」の広い関わりのことです。
C.人との関わり
周りの人との関わりによって育まれた安心感や信頼感は、社会的な関わりへとつながっていきます。
D.食のスキル
食に関する情報入手や食べ物の選択、食事環境への配慮など、食事全体のことを考え、実践できる力のことです。
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02
正解:5
問題文の図は、「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」(平成16年:厚生労働省)に載っています。
A→1、心と身体の健康(子どもの生活リズムを重視し、食欲などの競り的欲求を満たしていくことで、だんだん生活リズムが形成されます)
B→2、人との関わり(親兄弟や、友人らとの安心感や信頼関係が得られ、関係性も少しずつ拡大、深化していきます)
C→3、食のスキル(食べ方や調理法だけでなく、食に関する情報や一緒に食べる人への気遣いなど、食事全体を構想していくことで、食を営むのに必要な能力を養います)
D→4、食の文化と環境(食事のマナーだけでなく、食べ物が自然の中で育成され、食卓にのぼるまでの流れを理解していきます)
が入るため、5、生活の質は当てはまりません。
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03
この問題の正解は「生活の質」です。
詳しくは「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」(平成16年:厚生労働省)に記載されています。
乳幼児期に生活リズムを安定させることは、心の健康に繋がっていきます。
食事中は、家族や友達とのコミュニケーションの場となります。
こうした人との関わりのなかで社会性が育まれていきます。
食べること・作ることだけでなく、自分に合った食事とは何かを理解していくことが大切です。
食事のマナーを身につけることはもちろんですが、どのように食が私たちの元に届けられているのかなどの関心にも繋がっていきます。
「生活の質」は図中にはあてはまらないので、今回の正解は「生活の質」です。
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