問題
A 幼児の体格は経時的に変化するため、エネルギー摂取量の過不足のアセスメントは、成長曲線(身体発育曲線)を用いることが望ましい。
B 幼児期の肥満への対応は、成長期であるため、極端な食事制限は行わない方がよい。
C 体重1kg あたりのエネルギー必要量は、幼児期の方が成人よりも少ない。
正解:2
A→○
幼児の体型は年齢が上がるにつれて変化するため、その時にあったエネルギー量を摂取できるよう、成長曲線(身体発達曲線)を用いて過不足をアセスメント(評価・分析)していくのが良いです。
B→○
過度な食事制限は、骨や筋肉の成長を妨げ、非常に危険です。栄養バランスの取れた食事することと、適度な運動などで身体を動かすことで、痩せすぎや肥満を防ぐことができます。
C→×
幼児期は身長や体重が大きく変化していく時期のため、骨や筋肉などを作るエネルギーを大人より多く必要とします。
正解は2です。
A.〇
成長曲線(身体発育曲線)は、子どもの身長や体重などの測定値をグラフにしたものです。
2000(平成12)年に、厚生労働省と文部科学省が制作しました。
乳児・小児のエネルギーの摂取量が適切かという評価については、成長曲線を用いて、身長や体重の増加が適正であるかを見ていくのが良いとされています。
B.〇
成長期の子どもは、食事制限をすることにより、必要な栄養素まで摂れなくなってしまうことがあります。
幼児期の軽度な肥満に関しては、極端な食事制限ではなく、肥満が進行しないような生活習慣を整えていくことが大切です。
C.×
エネルギー必要量は、性別や年齢、身体活動レベルによって変わります。
子どもは、基礎代謝や活動する分だけでなく、成長するのにもエネルギーを必要とするため、1kgあたりのエネルギー必要量は成人を上回ります。
正解は「A:○ B:○ C:×」です。
A:○
成長曲線は子供の身長や体重などの測定値をグラフにしたものです。
そのときに合ったエネルギー量をを知るために成長曲線を用いて分析していくことが大切です。
B:○
幼児期に極端な食事制限を行うと、必要なエネルギーまでも摂取できない可能性がでてきてしまいます。生活習慣の見直しから行いましょう。
C:×
幼児期は成長するためにもエネルギーを消費します。そのため幼児期の方が成人よりもエネルギーの必要量は多いです。
上記説明より、誤りです。
正解です。
上記説明より、誤りです。
上記説明より、誤りです。
上記説明より、誤りです。