保育士の過去問
令和3年(2021年)後期
保育実習理論 問146

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問題

保育士試験 令和3年(2021年)後期 保育実習理論 問146 (訂正依頼・報告はこちら)

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
P保育所のY保育士は、誕生会でパネルシアター、ペープサート、エプロンシアターのうち、いずれかを子どもたちの前で演じようと考えている。そこで、それらを演じる際の注意事項について、以前自分で作成したメモを読み返している。

【設問】
A~Cはそのメモの一部である。パネルシアター、ペープサート、エプロンシアターのそれぞれをア・イ・ウとした場合の適切な組み合わせを一つ選びなさい。

A  舞台部分から割りばしが2cm ほど見えている高さに保つように注意する。実演中は、登場人物のだれが話している場面か、子どもにわかりやすいように動かし方を工夫する。登場人物が速く走っている場面では、ジグザグ走法(上下に動かしながら進めていく技法)などを使って躍動感を表現する。割りばしが抜けてしまうと演じることが難しくなるので、接着面を確認しておく。

B  登場人物や背景などは大きめの箱に入れて準備しておき、子どもが気になってお話に集中できなくなることがないようにする。演じる前に話の内容をもう一度確認し、貼る順番をよく整理しておく。演じる際は舞台や台本ばかりに目が行ってしまわないように、また貼ったものが子どもからよく見えるように、気をつける。

C  しっかりと前を向いて立つようにし、子どもにお話がきちんと伝わるようにすることを心掛ける。子どもに見せるときには、腕を伸ばし左右の子どもにもしっかりと見えるようにする。自分の手の可動範囲を考えて、ポケットやマジックテープの位置が、適切かどうかを確認し、場合によっては、取付位置を少し動かす。

ア  パネルシアター
イ  ペープサート
ウ  エプロンシアター
  • A:ア  B:イ  C:ウ
  • A:ア  B:ウ  C:イ
  • A:イ  B:ア  C:ウ
  • A:イ  B:ウ  C:ア
  • A:ウ  B:ア  C:イ

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:3

A-イ

ペープサートとは、人間や動物などの絵を描いた紙を切って棒の先につけたものを用いた紙人形劇のことです。紙の裏表に異なる表情などを描いたり、動かし方に変化をつけることで話を表現します。

B-ア

パネルシアターは、パネル布と呼ばれる毛羽立ちのよい布を貼ったボードを舞台にし、Pペーパーと呼ばれる不織布で作った絵人形を貼る・外す・裏返すことで話を表現するものです。

C-ウ

エプロンシアターは、演者が身につけているエプロンを舞台にした人形劇のことです。マジックテープのついた絵人形を貼ったり外したりすることで、話を表現します。

参考になった数13

02

正解は「A:イ B:ア C:ウ」です。

A:イ ペープサート

B:ア パネルシアター

C:ウ エプロンシアター

子供たちは手作りのシアターが大好きです。大きな画面に聞き馴染みのある歌を歌ったりと、夢中になって話を聞いてくれます。ただ楽しむだけでなく、集中して話が聞けるようになっていきますよ。

選択肢1. A:ア  B:イ  C:ウ

上記説明より、誤りです。

選択肢2. A:ア  B:ウ  C:イ

上記説明より、誤りです。

選択肢3. A:イ  B:ア  C:ウ

正解です。

選択肢4. A:イ  B:ウ  C:ア

上記説明より、誤りです。

選択肢5. A:ウ  B:ア  C:イ

上記説明より、誤りです。

参考になった数3

03

正解は3です。

A.ペープサート

ペープサートとは、紙で作る人形劇のことです。

紙に描いて切った人形を割りばしなどの棒に貼って作ります。表裏で違う表情や違う人形を描き、場面ごとに変えたりして演じます。

B.パネルシアター

ネル生地など毛羽立ちのある布を張ったボードに、

Pペーパーと呼ばれる不織布で作った人形を貼ったりはがしたりしながら演じます。

C.エプロンシアター

演者(保育士)のエプロンを舞台とした人形劇のことです。

ポケットやマジックテープなどを使って場面に合わせて人形を取り出したり、動かしたりして演じます。

参考になった数3