保育士の過去問
令和4年(2022年)前期
保育原理 問8
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)前期 保育原理 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」の3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
この時期においては、( A )の発達により、基本的な動作が一通りできるようになるとともに、基本的な生活習慣もほぼ自立できるようになる。理解する( B )が急激に増加し、知的興味や関心も高まってくる。仲間と遊び、仲間の中の一人という自覚が生じ、集団的な遊びや( C )な活動も見られるようになる。これらの発達の特徴を踏まえて、この時期の保育においては、( D )の成長と( E )としての活動の充実が図られるようにしなければならない。
【語群】
ア 運動機能 イ 競争的 ウ 個 エ 認知機能 オ 人間
カ 語彙数 キ 自我 ク 集団 ケ 事象 コ 協同的
この時期においては、( A )の発達により、基本的な動作が一通りできるようになるとともに、基本的な生活習慣もほぼ自立できるようになる。理解する( B )が急激に増加し、知的興味や関心も高まってくる。仲間と遊び、仲間の中の一人という自覚が生じ、集団的な遊びや( C )な活動も見られるようになる。これらの発達の特徴を踏まえて、この時期の保育においては、( D )の成長と( E )としての活動の充実が図られるようにしなければならない。
【語群】
ア 運動機能 イ 競争的 ウ 個 エ 認知機能 オ 人間
カ 語彙数 キ 自我 ク 集団 ケ 事象 コ 協同的
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は1です。
A.ア 運動機能
()の後ろの「基本的な動作」という言葉から、エ認知機能ではないと判断できます。
B.カ 語彙数
1~3歳で片言、二語文、ごっこ遊びでのやり取りができるようになり、3歳を超えると急激に理解する言葉(=語彙数)が増えます。
C.コ 協同的
3歳以上の人間関係の領域では「支え合って生活する」ことを目標にし、自我が芽生えている子どもに対して人と関わる力を養います。自我が芽生えているからこそ、他人とどのように関わっていくかを考える時期です。
D.ウ 個
E.ク 集団
基本的な運動ができるようになり、語彙数が増えることによって集団遊びが活発になることが設問文前半からうかがえます。自我は1~3歳の時点である程度でてきているので、支え合って生きていくための練習としても集団の活動の充実が重要です。また集団で活動するには自我だけでなく相手を尊重する気持ちを持つという意味でも個人の成長を促す必要があります。
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02
正解は1です。
この時期においては、( 運動機能 )の発達により、基本的な動作が一通りできるようになるとともに、基本的な生活習慣もほぼ自立できるようになる。理解する( 語彙数 )が急激に増加し、知的興味や関心も高まってくる。仲間と遊び、仲間の中の一人という自覚が生じ、集団的な遊びや( 協同的 )な活動も見られるようになる。これらの発達の特徴を踏まえて、この時期の保育においては、( 個 )の成長と( 集団 )としての活動の充実が図られるようにしなければならない。
3歳児以上は個別に指導するのではなくて、遊びを通した保育活動の中で総合的に指導していくことが重要です。よって、正解は1となります。
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