保育士の過去問
令和4年(2022年)前期
教育原理 問10

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問題

保育士試験 令和4年(2022年)前期 教育原理 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「子供の貧困対策に関する大綱~日本の将来を担う子供たちを誰一人取り残すことがない社会に向けて~」(令和元年 内閣府)の一部である。( A )、( B )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

子ども・子育て支援新制度に基づき、職員の配置や処遇改善等を通じた、幼児教育・保育・子育て支援の更なる質の向上を推進する。保育士等の専門性を高め、( A )が図られるよう、保育士等の給与状況を把握し、施策の効果を検証しながら更なる処遇改善に取り組む。
また、各地方公共団体への「幼児教育センター」の設置や「幼児教育アドバイザー」の育成・配置等、公私の別や施設種を超えて幼児教育を推進する体制を構築し、幼児教育施設の教職員等への研修の充実や小学校教育との接続の推進を図る。
さらに幼稚園教諭・保育士等による専門性を生かした子育て支援の取組を推進するとともに、子育てに悩みや不安を抱える保護者など、地域における保護者に対する( B )を充実するため、( B )チーム等による学習機会の提供や情報提供、相談対応、地域の居場所づくり、訪問型家庭教育支援等の取組を推進する。
  • A:研修の充実    B:家庭教育支援
  • A:保育の質向上   B:社会進出支援
  • A:保育の質向上   B:家庭教育支援
  • A:キャリアアップ  B:社会進出支援
  • A:キャリアアップ  B:家庭教育支援

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は5です。

A.キャリアアップ

後述の「保育士等の給与状況を把握し、施策の効果を検証しながら更なる処遇改善に取り組む。」から、キャリアアップが適切と判断できます。

保育士の給与の状況を把握したところで、研修の充実や保育の質の向上が得られるとは考えにくいです。

B.家庭教育支援

後述の「学習機会の提供や情報提供、相談対応、地域の居場所づくり、訪問型家庭教育支援等の取組」より、家庭教育支援が適切と考えられます。保護者の社会進出支援は含まれません。

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02

正解は5です。

A、キャリアアップ

(A)の前の文章で「幼児教育・保育・子育て支援の更なる質の向上を推進する。保育士等の専門性を高め~」となっており、そこから連想されるのはAの中では「キャリアアップ」です。

B、家庭教育支援

(B)の前の文章で「子育てに悩みや不安を抱える保護者など、地域における保護者に対する~」となっており、保護者に対して行うのはBの中では「家庭教育支援」です。

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