保育士 過去問
令和4年(2022年)前期
問30 (社会的養護 問1)
問題文
次の【図】は、「社会的養育の推進に向けて」(令和2年10月 厚生労働省)における「家庭と同様の環境における養育の推進」である。図中の( A )~( D )の語句が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

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問題
保育士試験 令和4年(2022年)前期 問30(社会的養護 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
次の【図】は、「社会的養育の推進に向けて」(令和2年10月 厚生労働省)における「家庭と同様の環境における養育の推進」である。図中の( A )~( D )の語句が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

- A:○ B:○ C:○ D:○
- A:○ B:○ C:× D:×
- A:○ B:× C:○ D:×
- A:× B:× C:○ D:○
- A:× B:× C:× D:×
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は1です。
A児童養護施設
父母が死亡・行方不明・虐待などにより、父母と一緒に暮らせない子どもたちが養護され、自立に向けた支援を受ける施設です。
B良好な家庭的環境
「家庭的環境」というワードから、「家庭に近づけた環境」であり、「家庭と同様」ではないと考えられます。地域小規模児童養護施設(グループホーム)等が含まれます。
C養子縁組(特別養子縁組を含む。)
「家庭と同様の養育環境」より、住居型の養育事業(ファミリーホーム)や、里親制度によって、他の家庭と同じように過ごす環境です。
D実親による養育
「家庭と同様の養育環境」や「家庭に近づけた環境」の「家庭」とは「実親と暮らす家庭」です。
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02
正解は1です。
A、児童養護施設
虐待されている児童、保護者のいない児童その他環境上養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせて退所した者に対する相談や自立するために援助を行います。
B、良好な家庭的環境
子どもの利益を優先した上で、できるだけ家庭と同様の機能を有します。
C、養子縁組
血縁関係にない人同士が法律上の親子関係を結ぶための制度です。
D、実親による養育
言葉の通り、実親に育ててもらうことです。
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03
A→ 〇
児童養護施設とは、保護者がいない子どもや虐待されている子ども等、さまざまな事情で家庭にいられない子どもを保護し、自立するまで養護する施設のことです。
B→ 〇
良好な家庭環境とは、可能な限り良好な家庭環境に近づけた環境のことです。その子にとって望ましい家庭的生活ができるように整えられた環境です。
C→ 〇
養子縁組とは、親子関係にない者同士に、法律上の親子関係を成立させる制度です。特に子どもにおいては、子どもの最善の利益のために実親との親子関係を解消する「特別養子縁組」という制度もあります。
D→ 〇
正答です。
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