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保育士の過去問 令和4年(2022年)前期 社会福祉 問3

問題

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次の文は、「日本の将来推計人口(平成29年推計)」(国立社会保障・人口問題研究所)および「平成29( 2017 )年人口動態統計(確定数)」(厚生労働省)に基づく、日本の人口動態に関する記述である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

日本の総人口は2010(平成22 )年が増加のピークで、その後は減少している。この状況には( A )だけでなく、( B )が影響を与えている。これまで様々な対策が講じられてきたが、( C )は2016(平成28 )年には1.44と低く、人口減少の状況は続いている。
   1 .
A:老年人口の増加    B:年少人口の増加  C:合計特殊出生率
   2 .
A:老年人口の増加    B:年少人口の増加  C:高齢化率
   3 .
A:老年人口の増加    B:出生数の減少   C:合計特殊出生率
   4 .
A:生産年齢人口の増加  B:出生数の減少   C:合計特殊出生率
   5 .
A:生産年齢人口の増加  B:年少人口の増加  C:高齢化率
( 保育士試験 令和4年(2022年)前期 社会福祉 問3 )
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この過去問の解説 (4件)

20

正解は3です。

A.老年人口とは65歳以上の人口のことをいいます。

また、生産年齢人口とは15歳から64歳の生産活動に従事しうる年齢層の人口のことです。一般に出産をする人(出生数の増加を期待できる人=15歳から49歳の人)は生産年齢人口に入ります。設問文より、Aには総人口の減少の原因があてはまると予想できるので正解は老年人口です。

B.出生数とは生まれた子どもの数です。死亡数は変わらない条件で出生数が減ると総人口は減少します。

また、年少人口とは15歳未満の人口を指します。一般に先進国では年少人口が少なく、発展途上国では多いといわれています。年少人口が増加すると将来的に生産年齢人口も増加するので総人口の増加に繋がります。設問文より、Bには総人口の減少の原因があてはまると予想できるので正解は出生数の減少です。

C.合計特殊出生率とは15歳から49歳までの女子の年齢別出生率を合計したもので、人口に対して生まれた子どもの数を表す指標のひとつです。低いと人口減少に繋がります。

また、高齢化率とは人口に対して65歳以上の高齢者人口が占める割合をいいます。設問文ではCの後に「2016年には1.44と低く」と続いているので、合計特殊出生率が正解です。

付箋メモを残すことが出来ます。
5

正解は3です。

【ポイント】

人口が減少している、という文章から「少子高齢化」のキーワードが頭に思い

浮かぶようにしましょう。するとAとBの選択肢が分かります。

A. 老年人口とは65歳以上の人口のことです。

生産年齢人口とは15歳から64歳の生産活動に従事しうる年齢層の人口のことで、

出生数の増加を期待できる人(15歳~49歳)に該当します。

ここでは人口の減少に影響を与えているものを聞かれているため、老年人口の

増加が答えになります。

B. 年少人口は0 歳から 14 歳までの人口のことで、出生数とは生まれた子どもの

数のことです。子どもの人口が増えることは人口の増加につながりますが、

この問いで問われている人口の減少に影響を与えているものは、出生数の減少です。

C. 合計特殊出生率とは一人の女性が出産可能とされる15歳から49歳までに産む

子供の数の平均を示したものです。人口を将来にわたって維持するには2.07の

出生率が必要になると言われています。高齢化率とは65歳以上が総人口に占める

割合です。

設問は「低い数値で少子化の原因」と書かれているため、合計特殊出生率が正解になります。

4

日本の総人口は減少しているが、老年人口は増加していること、あわせて少子化が進んでいることを念頭に問題を解いてみましょう。

▼キーワード解説

---------------------------------------------------

老年人口→65歳以上の人口のことです。

生産年齢人口→生産活動を中心に担っている層のことで、15歳以上65歳未満の人口がこれに該当します。2017年に60%を割り込んでおり、減少傾向にあります。

年少人口→15歳未満の人口のことを指します。

合計特殊出生率→一人の女性が15~49歳の間で生む子どもの数の平均で、2015年1.45から2019年は1.36と減少をしています。

出生数→2019年は86万5千人。2016年に100万人を切り、減少傾向にあります。

高齢化率→総人口に占める高齢者(65歳以上)の人口のことで、2019年(令和元年)は28.4%。2025年には30%を超え、さらに上昇することも予測されています。

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A…生産年齢人口は減少しているので、この選択肢は【老年人口の増加】となります。

B…総人口が減少していること、Aの選択肢で老年人口の増加を選択したので、ここは【出生数の減少】となります。

C…空欄のあとの文章「は2016(平成28 )年には1.44と低く、」から、ここは【合計特殊出生率】となります。

選択肢1. A:老年人口の増加    B:年少人口の増加  C:合計特殊出生率

上記説明より、不適切です。

選択肢2. A:老年人口の増加    B:年少人口の増加  C:高齢化率

上記説明より、不適切です。

選択肢3. A:老年人口の増加    B:出生数の減少   C:合計特殊出生率

正解です。

選択肢4. A:生産年齢人口の増加  B:出生数の減少   C:合計特殊出生率

上記説明より、不適切です。

選択肢5. A:生産年齢人口の増加  B:年少人口の増加  C:高齢化率

上記説明より、不適切です。

1

正解は「A:老年人口の増加 B:出生数の減少 C:合計特殊出生率」です。

日本の総人口は2010(平成22 )年が増加のピークで、その後は減少している。この状況には(老年人口の増加)だけでなく、(出生数の減少)が影響を与えている。これまで様々な対策が講じられてきたが、(合計特殊出生率)は2016(平成28 )年には1.44と低く、人口減少の状況は続いている。

日本は今、少子高齢化がとても問題になっています。その背景としての要因は、老年人口の増加と出生数の減少とおり、晩婚化や暮らしにかかるお金の増加なども考えられます。

選択肢1. A:老年人口の増加    B:年少人口の増加  C:合計特殊出生率

誤りです。

選択肢2. A:老年人口の増加    B:年少人口の増加  C:高齢化率

誤りです。

選択肢3. A:老年人口の増加    B:出生数の減少   C:合計特殊出生率

正解です。

選択肢4. A:生産年齢人口の増加  B:出生数の減少   C:合計特殊出生率

誤りです。

選択肢5. A:生産年齢人口の増加  B:年少人口の増加  C:高齢化率

誤りです。

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