保育士の過去問
令和4年(2022年)前期
保育実習理論 問16

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問題

保育士試験 令和4年(2022年)前期 保育実習理論 問16 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「保育所保育指針」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  「教育課程」という用語の記載はない。
B  「カリキュラム・マネジメント」という用語の記載はない。
C  「保育教諭」という用語の記載はない。
  • A:○  B:○  C:○
  • A:○  B:○  C:×
  • A:○  B:×  C:×
  • A:×  B:○  C:○
  • A:×  B:×  C:×

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は「1」です。

1 .A:○  B:○  C:○

A:○です。

保育所は法的に学校ではないため「教育課程」という言葉を使いません。

保育所の基本方針を定めたものは「全体的な計画」と記載します。

B:○です。

保育所における「カリキュラム・マネジメント」とは実際に行われた保育への定期的な評価と改善を指す用語です。

用語自体の記載はありませんが、「評価を踏まえた計画の改善」として保育所や保育者に求められているものです。

C:○です。

「教諭」は一般的に教員資格を取得している学校の教員を指します。

保育所は学校ではないので、そこで働く職員を「保育教諭」とは呼びません。

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02

保育所、幼稚園、こども園はそれぞれに違いがあります。(管轄、法的な

位置づけ、目的、対象年齢、必要資格、入園可能時期、保育時間など)

それぞれの施設の役割を再確認して、整理しておきましょう。

保育所と保育所型認定こども園は、児童福祉法上の児童福祉施設です。

一方で、幼稚園と幼保連携型認定こども園は、教育基本法で規定する学校にあたります。

保育所ともっとも異なるのは、研修義務の部分です。免許更新講習などの時間を

確保することが規定されています。

選択肢1. A:○  B:○  C:○

『教育課程』『カリキュラム・マネジメント』は、「幼稚園教育要領」で使われています。

学校という位置づけなので、“教育”という表記を使ったり、研修制度が設けられています。

『保育教諭』は、「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」で使われています。

「幼稚園教育要領」は『教師』、「保育所保育指針」は『保育士』と表記されています。

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