保育士 過去問
令和4年(2022年)前期
問151 (保育実習理論 問16)
問題文
次のうち、「保育所保育指針」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 「教育課程」という用語の記載はない。
B 「カリキュラム・マネジメント」という用語の記載はない。
C 「保育教諭」という用語の記載はない。
A 「教育課程」という用語の記載はない。
B 「カリキュラム・マネジメント」という用語の記載はない。
C 「保育教諭」という用語の記載はない。
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)前期 問151(保育実習理論 問16) (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、「保育所保育指針」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 「教育課程」という用語の記載はない。
B 「カリキュラム・マネジメント」という用語の記載はない。
C 「保育教諭」という用語の記載はない。
A 「教育課程」という用語の記載はない。
B 「カリキュラム・マネジメント」という用語の記載はない。
C 「保育教諭」という用語の記載はない。
- A:○ B:○ C:○
- A:○ B:○ C:×
- A:○ B:× C:×
- A:× B:○ C:○
- A:× B:× C:×
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「1」です。
1 .A:○ B:○ C:○
A:○です。
保育所は法的に学校ではないため「教育課程」という言葉を使いません。
保育所の基本方針を定めたものは「全体的な計画」と記載します。
B:○です。
保育所における「カリキュラム・マネジメント」とは実際に行われた保育への定期的な評価と改善を指す用語です。
用語自体の記載はありませんが、「評価を踏まえた計画の改善」として保育所や保育者に求められているものです。
C:○です。
「教諭」は一般的に教員資格を取得している学校の教員を指します。
保育所は学校ではないので、そこで働く職員を「保育教諭」とは呼びません。
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02
保育所、幼稚園、こども園はそれぞれに違いがあります。(管轄、法的な
位置づけ、目的、対象年齢、必要資格、入園可能時期、保育時間など)
それぞれの施設の役割を再確認して、整理しておきましょう。
保育所と保育所型認定こども園は、児童福祉法上の児童福祉施設です。
一方で、幼稚園と幼保連携型認定こども園は、教育基本法で規定する学校にあたります。
保育所ともっとも異なるのは、研修義務の部分です。免許更新講習などの時間を
確保することが規定されています。
『教育課程』『カリキュラム・マネジメント』は、「幼稚園教育要領」で使われています。
学校という位置づけなので、“教育”という表記を使ったり、研修制度が設けられています。
『保育教諭』は、「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」で使われています。
「幼稚園教育要領」は『教師』、「保育所保育指針」は『保育士』と表記されています。
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03
答えは
「A:○ B:○ C:○」
です。
保育所は「厚生労働省」が管轄し、児童福祉法に基づく児童福祉施設に該当します。
幼稚園は「文部科学省」が管轄し、学校教育法に基づく学校に該当します。
認定こども園は「内閣府」が管轄し、保育・教育を一体的に行います。
A:◯
上記のとおり、幼稚園は教育を目的とする学校のため、教育課程を編成します。保育所保育指針には記載されていません。
B:◯
カリキュラム・マネジメントは、教育課程に基づいて、教育活動の資質を向上させることを指します。そのため、保育所保育指針には記載されていません。
C:◯
保育所保育指針には保育教諭の記載はありません。
保育教諭は「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」をふまえ、保育と教育を行います。保育教諭という資格はなく、認定こども園で勤務し、保育士資格と幼稚園教諭免許状の両方を取得している職員です。
保育所保育指針に記載されているのは「保育士」です。保育士は児童福祉法に基づく国家資格です。
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