保育士の過去問
令和4年(2022年)後期
保育原理 問12
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)後期 保育原理 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、「保育所保育指針」第4章「子育て支援」1「保育所における子育て支援に関する基本的事項」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
・保護者に対する子育て支援を行う際には、各地域や家庭の実態等を踏まえるとともに、保護者の( A )を受け止め、相互の( B )を基本に、保護者の自己決定を尊重すること。
・保育及び子育てに関する知識や技術など、保育士等の( C )や、子どもが常に存在する環境など、保育所の特性を生かし、保護者が子どもの成長に気付き子育ての( D )を感じられるように努めること。
・保護者に対する子育て支援を行う際には、各地域や家庭の実態等を踏まえるとともに、保護者の( A )を受け止め、相互の( B )を基本に、保護者の自己決定を尊重すること。
・保育及び子育てに関する知識や技術など、保育士等の( C )や、子どもが常に存在する環境など、保育所の特性を生かし、保護者が子どもの成長に気付き子育ての( D )を感じられるように努めること。
- A:気持ち B:関わり C:経験 D:責任
- A:気持ち B:信頼関係 C:専門性 D:喜び
- A:気持ち B:信頼関係 C:経験 D:喜び
- A:生活 B:関わり C:経験 D:責任
- A:生活 B:信頼関係 C:専門性 D:責任
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この過去問の解説 (2件)
01
⑴ 保育所の特性を生かした子育て支援の項目が当てはまります。
正しくは
ア 保護者に対する子育て支援を行う際には、各地域や家庭の実態等を踏まえるとともに、
保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を基本に、保護者の自己決定を尊重すること。
イ 保育及び子育てに関する知識や技術など、保育士等の専門性や、
子どもが常に存在する環境 など、保育所の特性を生かし、
保護者が子どもの成長に気付き子育ての喜びを感じられるように努めること。
です。よって、
A:気持ち B:信頼関係 C:専門性 D:喜び
となる選択肢が正解です。
不適切です。
適切です。
不適切です。
不適切です。
不適切です。
子育て支援とは、保育者が子どもを保育するだけ、
保護者に一方的に思いや考えを押し付けるのではありません。
保護者と「共に」子どもの成長を見守るという意識を基本にし、
子どもの姿について悩みがある時にも、保護者の話の傾聴、共感、相互による対話を意識し、
保育園や家庭での子どもの姿や成長などを通して保護者自身が子育てについて前向きになれることが求められています。
保護者に寄り添い、保護者自身が子どもに対して前向きに関われることによって、
子どもにとっても良い環境となっていきます。
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02
「保育所保育指針」第4章「子育て支援」の内容の一部が問題になっています。
一度全部読み、書かれている内容を頭に入れておきましょう。
B、C、Dが間違いです。
Bは正しくは、「信頼関係」です。
保育所の特性を生かした子育て支援の中に、「保護者支援を行う際には、(中略)保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を基本に、保護者の自己決定を尊重すること」という一文があります。
正しい組み合わせです。
保育者における保護者支援は、家庭と連携して行うとともに保護者及び地域が有する子育てを自ら実践する力の向上を目指します。
Cが間違いです。
Cは、「専門性」です。
経験も大切ですが、保育士に求められるのは保育士としての専門性です。
A、B、C、Dすべて間違いです。
Aは、「気持ち」です。
保育所の特性を生かした子育て支援の中に、「保護者支援を行う際には、(中略)保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を基本に、保護者の自己決定を尊重すること」という一文があります。
A、Dが間違いです。
Dは、「喜び」です。
子育てに責任ばかり感じてしまうと負担や育児不安につながります。楽しさや喜びを保護者と共有しながら子育て支援をしていきましょう。
保育所における子育て支援の目的をしっかり理解した上で、出題されやすいポイントの細かな言葉を覚えましょう。
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