問題
A 心理的ケアが必要な子どもは、自立支援計画に基づき、その解決に向けた心理支援プログラムを策定する。
B 心理的ケアを行うことが養育のいとなみの主眼であり、保育士がこれを単独で行うことで子どもとの関係形成を深める。
C 心理的ケアが必要な子どもの担当職員は、児童相談所が主催する研修を受けなければならない。
児童養護施設運営指針」(平成24年3月厚生労働省)にはこう示されています。
(11)心理的ケア
①心理的ケアが必要な子どもに対して心理的な支援を行う。
・心理的な支援を必要とする子どもは、自立支援計画に基づきその解決に向けた心理支援プログラムを策定する。
・施設における他の専門職種との多職種連携を強化するなどにより、
心理的支援に施設全体で有効に取り組む。
・治療的な援助の方法について施設内で研修を実施する。
そのため、
A 適切です。
B 不適切です。
保育士が単独で心理的支援を行うのではなく、
施設全体で取り組みます。
C 不適切です。
施設全体で研修を行います。
職員が個々で業務を行うのではなく、
入所児童に関わる職員施設全体で支援を行うことが大切です。
よって、
A 〇 B × C ×
となる選択肢が正解です。
不適切です。
不適切です。
適切です。
不適切です。
不適切です。
「児童養護施設運営指針」(平成24年3月厚生労働省)
「(11)心理的ケア」
に以下の記載があります。
「①心理的ケアが必要な子どもに対して心理的な支援を行う。
・心理的な支援を必要とする子どもは、自立支援計画に基づきその解決に向けた心理支援プログラムを策定する。
・施設における他の専門職種との多職種連携を強化するなどにより、心理的支援に施設全体で有効に取り組む。
・治療的な援助の方法について施設内で研修を実施する。」
A→①の項目に記載があるため、適切です。
B→保育士が単独で行うのではなく、施設全体で取り組むため、不適切です。
C→担当職員だけでなく、施設職員全員で支援を行うことが重要となり、施設内での研修を実施するため、不適切です。
これにより、
A:〇 B:× C:×
が正解です。
Bの項目が一致しないため、不適切です。
Cの項目が一致しないため、不適切です。
全ての項目が一致するため、適切です。
全ての項目が一致しないため、不適切です。
Aの項目が一致しないため、不適切です。
保育現場や児童に関わる施設において、職員間での連携が重要になってきます。