保育士の過去問
令和4年(2022年)後期
子どもの保健 問2
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)後期 子どもの保健 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、乳幼児の体調不良時において、保護者に連絡するだけでなく医療機関への緊急搬送が必要な場合として、適切な組み合わせを一つ選びなさい。
A 7月の炎天下の中、散歩中に真っ赤な顔をして気持ち悪そうにしていたので声をかけたが、意識がもうろうとして返事をしなかった。
B 3歳児に39度の発熱がみられぐったりして横になっている。
C 午前中の保育が終わりお昼ご飯にしようとしたとき、急に目を上転させけいれんが起きた。数分後にけいれんは収まっているようにも見えたが、呼びかけても意識が戻らない。
D 登園時は元気だったが、次第に顔色が悪くなり嘔吐が2回あった。その後は顔色が戻り落ち着いている。
E 昨日の保育時から咳が出ていたが、本日は咳がひどくなり、発熱はないが咳込んで嘔吐した。
A 7月の炎天下の中、散歩中に真っ赤な顔をして気持ち悪そうにしていたので声をかけたが、意識がもうろうとして返事をしなかった。
B 3歳児に39度の発熱がみられぐったりして横になっている。
C 午前中の保育が終わりお昼ご飯にしようとしたとき、急に目を上転させけいれんが起きた。数分後にけいれんは収まっているようにも見えたが、呼びかけても意識が戻らない。
D 登園時は元気だったが、次第に顔色が悪くなり嘔吐が2回あった。その後は顔色が戻り落ち着いている。
E 昨日の保育時から咳が出ていたが、本日は咳がひどくなり、発熱はないが咳込んで嘔吐した。
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この過去問の解説 (2件)
01
乳幼児の体調不良時において、保護者に連絡するだけでなく医療機関への緊急搬送が必要な場合について問われています。一つ一つ選択肢をみていきましょう。
A 適切です。
重度の熱中症の可能性で、意識がもうろうとしているといった意識障害があります。
直ちに涼しい所へ移動させ、救急車を呼び、医療機関を受診させましょう。対応が遅いと命を落とす危険もあるからです。
B 不適切です。
高熱のために児はぐったりしていまが、意識はあります。頭・首・脇などを冷やし、安静にさせておいて、保護者の到着を待ちましょう。
C 適切です。
けいれん発作後も意識が戻らないといった意識障害があるので、命取りにならないように、ためらわずに救急車を要請して医療機関を受診させましょう。
D 不適切です。
嘔吐があったものの、意識がしっかりしており顔色が戻り落ち着いているので、安静にして保護者の到着を待ちましょう。
E 不適切です。
咳がひどいものの意識がしっかりしているので、安静にして保護者の到着を待ちましょう。
これより、正解は「A、C」 です。
Bが誤りです。
正解の選択肢です。
Bが誤りです。
Dが誤りです。
DとEの両方とも誤りです。
乳幼児の体調不良時において、保護者に連絡するだけでなく医療機関への緊急搬送が必要か否かは、「意識の有無」で確認するのが一つの方法です。呼びかけに応じない等意識が無かったり、意識がもうろうとしている場合には、命取りにならないように、ためらわずに緊急搬送しましょう。
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02
この中で、保護者に連絡するだけでなく医療機関への緊急搬送が必要な場合は
AとCです。
A 7月の炎天下の中、散歩中に真っ赤な顔をして気持ち悪そうに
していたので声をかけたが、意識がもうろうとして返事をしなかった。
→意識がもうろうとして返事をしない場合は
重度の熱中症の疑いがあり、命を落とす可能性もあります。
直ちに救急車を呼びましょう。
C 午前中の保育が終わりお昼ご飯にしようとしたとき、
急に目を上転させけいれんが起きた。数分後にけいれんは
収まっているようにも見えたが、呼びかけても意識が戻らない。
→けいれんが5分以上続いたり、けいれん後意識が戻らない場合は
救急搬送を依頼しましょう。
発作後意識が回復しない時は、脳の感染症や異常がある場合があるので
必ず受診しましょう。
上記説明より、誤りです。
正解です。
上記説明より、誤りです。
上記説明より、誤りです。
上記説明より、誤りです。
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