保育士の過去問
令和4年(2022年)後期
子どもの食と栄養 問5
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)後期 子どもの食と栄養 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
次の【Ⅰ群】のビタミンと、【Ⅱ群】の内容を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A ビタミンA
B ビタミンB1
C ビタミンD
D 葉酸
【Ⅱ群】
ア 糖質代謝に関与し、欠乏症は脚気である。
イ 粘膜を正常に保ち、免疫力を維持する。欠乏症は夜盲症である。
ウ カルシウムの吸収を促進させ、骨形成を促進する。
エ 十分量を受胎の前後に摂取すると、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを低減できる。
【Ⅰ群】
A ビタミンA
B ビタミンB1
C ビタミンD
D 葉酸
【Ⅱ群】
ア 糖質代謝に関与し、欠乏症は脚気である。
イ 粘膜を正常に保ち、免疫力を維持する。欠乏症は夜盲症である。
ウ カルシウムの吸収を促進させ、骨形成を促進する。
エ 十分量を受胎の前後に摂取すると、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを低減できる。
- A:ア B:イ C:ウ D:エ
- A:ア B:イ C:エ D:ウ
- A:イ B:ア C:ウ D:エ
- A:イ B:ア C:エ D:ウ
- A:ウ B:ア C:イ D:エ
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この過去問の解説 (3件)
01
ビタミンの種類とその特徴、欠乏時の症状等に関する問題です。
A:ビタミンAは粘膜を正常に保ち、免疫力を維持します。欠乏症は夜盲症です。
B:ビタミンB1は、糖質代謝に関与し、欠乏症は脚気です。
C:ビタミンDは、カルシウムの吸収を促進させ、骨形成を促進する。キノコ類に多く含まれます。
D:葉酸は、十分量を受胎の前後に摂取すると、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを低減できます。
上記説明により、誤りです。
上記説明により、誤りです。
上記説明により、正解です。
上記説明により、誤りです。
上記説明により、誤りです。
正解は、「A:イ B:ア C:ウ D:エ」です。
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02
A.ビタミンA:粘膜を正常に保ち、免疫力を維持する。欠乏症は夜盲症である。(イ)
B.ビタミンB1:糖質代謝に関与し、欠乏症は脚気である。(ア)
C.ビタミンD:カルシウムの吸収を促進させ、骨形成を促進する。(ウ)
D.葉酸:十分量を受胎の前後に摂取すると、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを低減できる(エ)
AとBが誤りです。
A・B・C・Dのすべてが誤りです。
正解の選択肢です。
CとDが誤りです。
AとCが誤りです。
上記のビタミンの主な働きと欠乏による影響は次の通りです。
ビタミンA:(働き)視力・視覚を正常に保つ、粘膜や皮膚の免疫力、食欲促進
(不足影響)夜盲症・免疫機能低下・乾燥などの皮膚の問題
ビタミンB1:(働き)疲労回復・食欲増進・神経の働きを正常に保つ・糖質代謝に関与
(不足影響)虚弱感・疲労感・神経障害。心血管系問題・消化器系問題・脚気
ビタミンD:(働き)カルシウムの吸収促進・骨や歯の強化
(不足影響)骨の健康問題、免疫機能・筋力低下、うつ
葉酸:(働き)造血・胎児の先天性異常の予防
(不足影響)貧血・先天性異常や心血管疾患のリスク増加、神経機能・免疫力低下
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03
この問題で覚えておくポイントは、
体に必要なビタミンや栄養素がポイントです。
欠乏症や葉酸について理解しておくことが重要です。
では問題を見ていきましょう。
ビタミンAは脂溶性ビタミンで目や皮膚の粘膜を健康に保ちます。
ビタミンB1はブドウ糖をエネルギーに変換する働きがあります。
ビタミンAは脂溶性ビタミンで目や皮膚の粘膜を健康に保ちます。
ビタミンB1はブドウ糖をエネルギーに変換する働きがあります。
正解です。
ビタミンAは脂溶性ビタミンで皮膚や粘膜を健康に保ちます。
ビタミンB1は水溶性ビタミンでエネルギー変換に関係しています。
ビタミンDは脂溶性ビタミンでカルシウムの吸収を助けます。
葉酸は水溶性ビタミンで胎児の成長を助けます。
ビタミンDは脂溶性ビタミンで腸管からのカルシウムの吸収を助けます。
葉酸は水溶性ビタミンでビタミンB12とともに、赤血球の生産を助けます。
また、胎児の正常な体づくりに役立ちます。
ビタミンAは脂溶性ビタミンで目や皮膚の粘膜を健康に保ちます。
葉酸は水溶性ビタミンでビタミンB12とともに、赤血球の生産を助けます。
また、胎児の正常な体づくりに役立ちます。
脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンに分けると覚えやすいです。
また欠乏症や葉酸の問題はよく出るのでチェックしておきましょう。
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