保育士の過去問
令和5年(2023年)前期
保育原理 問3
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問題
保育士試験 令和5年(2023年)前期 保育原理 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」(1)「養護の理念」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
保育における養護とは、子どもの( A )の保持及び( B )の安定を図るために保育士等が行う援助や関わりであり、保育所における保育は、養護及び( C )を一体的に行うことをその特性とするものである。保育所における保育全体を通じて、養護に関する( D )を踏まえた保育が展開されなければならない。
保育における養護とは、子どもの( A )の保持及び( B )の安定を図るために保育士等が行う援助や関わりであり、保育所における保育は、養護及び( C )を一体的に行うことをその特性とするものである。保育所における保育全体を通じて、養護に関する( D )を踏まえた保育が展開されなければならない。
- A:生命 B:情緒 C:教育 D:ねらい及び内容
- A:安全 B:精神 C:学習 D:計画及び評価
- A:生命 B:精神 C:教育 D:ねらい及び内容
- A:安全 B:情緒 C:学習 D:ねらい及び内容
- A:生命 B:情緒 C:教育 D:計画及び評価
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この過去問の解説 (2件)
01
2 養護に関する基本的事項
(1)養護の理念
保育における養護とは、子どもの生命の保持及び情緒の安定を図るために保育士等が行う援助や関わりであり、保育所における保育は、養護及び教育を一体的に行うことをその特性とするものである。保育所における保育全体を通じて、養護に関するねらい及び内容を踏まえた保育が展開されなければならない。
(解説)
保育所が、乳幼児期の子どもにとって安心して過ごせる生活の場となるためには、健康や安全が保障され、快適な環境であるとともに、一人の主体として尊重され、信頼できる身近な他者の存在によって情緒的な安定が得られることが必要である。保育士等には、子どもと生活を共にしながら、保育の環境を整え、一人一人の心身の状態などに応じて適切に対応することが求められる。保育における養護とは、こうした保育士等による細やかな配慮の下での援助や関わりの全体を指すものである。
保育士等が、子どもの欲求、思いや願いを敏感に察知し、その時々の状況や経緯を捉えながら、時にはあるがままを温かく受け止め、共感し、また時には励ますなど、子どもと受容的・応答的に関わることで、子どもは安心感や信頼感を得ていく。そして、保育士等との信頼関係を拠りどころにしながら、周囲の環境に対する興味や関心を高め、その活動を広げていく。
乳幼児期の教育においては、こうした安心して自分の思いや力を発揮できる環境の下で、子どもが遊びなど自発的な活動を通して、体験的に様々な学びを積み重ねていくことが重要である。保育士等が、子どもに対する温かな視線や信頼をもって、その育ちゆく姿を見守り、援助することにより、子どもの意欲や主体性は育まれていく。
このように、保育所における日々の保育は、養護を基盤としながら、それと一体的に教育が展開されていく。保育士等には、各時期における子どもの発達の過程や実態に即して、養護に関わるねらい及び内容を踏まえ、保育を行うことが求められる。
これらより、「A.生命、B.情緒、C.教育、D.ねらい及び内容」が正解です。
正解の選択肢です。
A、B、C、Dのすべてが誤りです。
A.生命、B.情緒、C.教育、D.ねらい及び内容、です。
Bが誤りです。
B.情緒、です。
A、Cが誤りです。
A.生命、C.教育、です。
Dが誤りです。
D.ねらい及び内容、です。
「保育所保育指針」の 2 養護に関する基本的事項 (1) 養護の理念 (2) 養護に関わるねらい及び内容(キーワードは、生命の保持と情緒の安定です。)を確認しておきましょう。
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02
「保育所保育指針」第1章「総則」(1)「養護の理念」についての問題です。
問題は、「養護の理念」そのままとなっています。
保育所は養護及び教育を一体的に行います。
そのうちの養護とは、子供の生命の保持や情緒の安定など心身の健康を維持する保育のことです。
それを踏まえた上で問題を考えてみましょう。
保育における養護とは、子どもの( A:生命 )の保持及び( B:情緒 )の安定を図るために保育士等が行う援助や関わりであり、保育所における保育は、養護及び( C:教育 )を一体的に行うことをその特性とするものである。保育所における保育全体を通じて、養護に関する( D:ねらい及び内容 )を踏まえた保育が展開されなければならない。
よって、
「A:生命 B:情緒 C:教育 D:ねらい及び内容」
が当てはまります。
正解です。
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