保育士の過去問
令和5年(2023年)前期
保育原理 問20

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 令和5年(2023年)前期 保育原理 問20 (訂正依頼・報告はこちら)

次の表は、令和2年及び令和3年の保育所等数と利用児童数を示したものである。この表を説明した記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  令和2年と比較して、令和3年の保育所の数及び保育所の利用児童数はともに減少している。
B  令和2年と比較して、令和3年の保育所の利用児童数は減少している一方で、幼保連携型認定こども園の利用児童数は増加している。
C  令和2年と比較して、令和3年の特定地域型保育事業の数は増加している一方で、特定地域型保育事業の利用児童数は減少している。
D  令和2年と比較して、令和3年の保育所等数の合計は1,000か所以上増えている。
問題文の画像

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

表の数値を読み取る、シンプルな問題です。

縦の比較・横の比較を間違えないように注意しながら、数値を正確に読み取りましょう。

********************

A:誤りです。

保育所数は、令和2年が23,759か所、令和3年が23,896か所です。よって、保育所数は増加しています。

保育所の利用児童数は、令和2年が2,039,179人、令和3年が2,003,934人です。よって、保育所の利用児童数は減少しています。

B:正しい内容です。

保育所の利用児童数は、令和2年が2,039,179人、令和3年が2,003,934人です。よって、利用児童数保育所のは減少しています。

幼保連携型認定こども園の利用児童者数は、令和2年が553,707人、令和3年が588,878人です。よって、幼保連携型認定こども園の利用児童者数は増加しています。

C:誤りです。

特定地域型保育事業数は、令和2年が6,911か所、令和3年が7,342か所です。よって、特定地域型保育事業の数は増加しています。

特定地域型保育事業の利用児童数は、令和2年が88,755人、 令和3年が90,452人です。よって、特定地域型保育事業の利用児童数は増加しています。

D:正しい内容です。

保育所等数の合計は、令和2年が37,652か所、令和3年が38,666か所です。よって、1,000か所以上増えています。

以上より、「A:✕ B:〇 C:✕ D:〇」です。

選択肢1. A:○  B:○  C:○  D:×

誤りです。

選択肢2. A:○  B:○  C:×  D:○

誤りです。

選択肢3. A:○  B:×  C:○  D:×

誤りです。

選択肢4. A:×  B:○  C:×  D:○

正解です。

選択肢5. A:×  B:×  C:○  D:○

誤りです。

参考になった数7

02

厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ(令和3年4月1日)」(令和3年8月27日発表)からの出題です。

令和2年及び令和3年の保育所等数と利用児童数を示した表をみて、数を比較する問題です。

では選択肢を一つ一つみていきましょう。

A. まず、保育所数をみると、令和2年 23,759か所、令和3年 23,896か所です。よって、保育所数は増加しています。

次に、保育所の利用児童数をみると、令和2年 2,039,179人、令和3年 2,003,934人です。よって、保育所の利用児童数は減少しています。

これより、「ともに減少」というのは誤りで、Aは不適切です。

B.まず、保育所の利用児童数をみると、令和2年 2,039,179人、令和3年 2,003,934人です。よって、保育所の利用児童数は減少しています。

次に、幼保連携型認定こども園の利用児童者数は、令和2年 553,707人、令和3年 588,878人です。よって、幼保連携型認定こども園の利用児童者数は増加しています。

これより、Bは適切です。

C.まず、特定地域型保育事業の数をみると、令和2年 6,911か所、令和3年 7,342か所です。よって、特定地域型保育事業の数は増加しています。

次に、特定地域型保育事業の利用児童数は、令和2年 88,755人、 令和3年 90,452人です。

よって、特定地域型保育事業の利用児童数は増加しています。

これより、Cは不適切です。

D.保育所等数の合計をみてみると、令和2年 37,652か所、令和3年 38,666か所です。

よって、保育所等数の合計は、38,666(令和3年)-37,652(令和2年)=1,014となり、1,000か所以上増えています。

これより、Dは適切です。

正解の組み合わせは、「A.✕ B.〇 C.✕ D.〇」です。

選択肢1. A:○  B:○  C:○  D:×

A、C、Dが誤りです。

選択肢2. A:○  B:○  C:×  D:○

Aが誤りです。

選択肢3. A:○  B:×  C:○  D:×

A、B、C、Dのすべてが誤りです。

選択肢4. A:×  B:○  C:×  D:○

正解の選択肢です。

選択肢5. A:×  B:×  C:○  D:○

B、Cが誤りです。

まとめ

表で、何と何とがクロスした部分をみるとよいのか、何と何とを比較するとよいのか等を慎重に判断しましょう。

参考になった数3