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保育士の過去問 令和5年(2023年)前期 保育の心理学 問3

問題

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次のA~Cの記述について、子どもの姿に関連する用語の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  タオルを掴むことに慣れた子どもが、ボールを上手く掴めず、何度か働きかけるうちに手を大きく開いて掴むようになる。
B  お店屋さんごっこという共通の目的に向かって、お客さんと店員に分かれてそれぞれの役割を果たしながら一緒に遊ぶ。
C  保育者が「りんご」「みかん」「いちご」が描かれた絵本のページを見せながら、「りんごはどれ?」と聞いた時に、子どもがりんごの絵を指さす。
   1 .
A:調節  B:協同遊び  C:応答の指さし
   2 .
A:同化  B:連合遊び  C:叙述の指さし
   3 .
A:調節  B:協同遊び  C:叙述の指さし
   4 .
A:同化  B:協同遊び  C:応答の指さし
   5 .
A:調節  B:連合遊び  C:応答の指さし
( 保育士試験 令和5年(2023年)前期 保育の心理学 問3 )
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この過去問の解説 (2件)

3

この問題は、子どもの動作や活動に関する用語について問われています。

ピアジェやパーテンなど、心理学に関する人物が説いた内容を踏まえながら解答してみましょう。

選択肢1. A:調節  B:協同遊び  C:応答の指さし

Aの調節とは、丸い、やわらかいといったシェマ(概念)を自分の中に取り込め、「これはボールだ」と理解する同化をした後、「上手く掴めないから、手を大きく開いて掴む」という外界に合わせて組み替えることをいいます。

問題文では、何度か行動するうちに状況に合った行動をしていますので、調節になります。

したがって、Aの解答はです。

Bの協同遊びは、役割やルールを決めて複数で遊ぶことをいいます。問題文のように、店員やお客さんのように役割を分けて遊んでいますので、協同遊びになります。

したがって、Bの解答はです。

Cの応答の指さしは、相手から伝えられたものに対して、指さしをして応えることをいいます。問題文のように、保育者が伝えたものに対して、子どもが指をさして応えていますので、Cの解答はです。

以上のことから、本選択肢は適切です。

選択肢2. A:同化  B:連合遊び  C:叙述の指さし

Aの同化とは、丸い、やわらかいといったシェマ(概念)を自分の中に取り込め、「これはボールというものだ」と理解するということを指します。

問題文では、何度か行動するうちに状況に合った行動をしていますので、外界に合わせて組み替えているので、調節になります。

したがって、Aの解答は×です。

Bの連合遊びは、役割やルールがない遊びのことをいいます。例えば、「保育室のおままごとのコーナーで子どもが集まり、それぞれが思うおままごとをしているという状況」のことを指します。

問題文のように、店員やお客さんのように役割を分けて遊んでいますので、協同遊びになります。

したがって、Bの解答は×です。

Cの叙述の指さしは、自分が関心があるものに対して、指をさて伝えることをいいます。

問題文のように、保育者が伝えたものに対して、子どもが指をさして応えていますので、応答の指さしになります。

したがって、Cの解答は×です。

以上のことから、本選択肢は不適切です。

選択肢3. A:調節  B:協同遊び  C:叙述の指さし

Aの調節とは、丸い、やわらかいといったシェマ(概念)を自分の中に取り込め、「これはボールだ」と理解する同化をした後、「上手く掴めないから、手を大きく開いて掴む」という外界に合わせて組み替えることをいいます。

問題文では、何度か行動するうちに状況に合った行動をしていますので、調節になります。

したがって、Aの解答はです。

Bの協同遊びは、役割やルールを決めて複数で遊ぶことをいいます。問題文のように、店員やお客さんのように役割を分けて遊んでいますので、協同遊びになります。

したがって、Bの解答はです。

Cの叙述の指さしは、自分が関心があるものに対して、指をさて伝えることをいいます。

問題文のように、保育者が伝えたものに対して、子どもが指をさして応えていますので、応答の指さしになります。

したがって、Cの解答は×です。

以上のことから、本選択肢は不適切です。

選択肢4. A:同化  B:協同遊び  C:応答の指さし

Aの同化とは、丸い、やわらかいといったシェマ(概念)を自分の中に取り込め、「これはボールというものだ」と理解するということを指します。

問題文では、何度か行動するうちに状況に合った行動をしていますので、外界に合わせて組み替えているので、調節になります。

したがって、Aの解答は×です。

Bの協同遊びは、役割やルールを決めて複数で遊ぶことをいいます。問題文のように、店員やお客さんのように役割を分けて遊んでいますので、協同遊びになります。

したがって、Bの解答はです。

Cの応答の指さしは、相手から伝えられたものに対して、指さしをして応えることをいいます。問題文のように、保育者が伝えたものに対して、子どもが指をさして応えていますので、Cの解答はです。

以上のことから、本選択肢は不適切です。

選択肢5. A:調節  B:連合遊び  C:応答の指さし

Aの調節とは、丸い、やわらかいといったシェマ(概念)を自分の中に取り込め、「これはボールだ」と理解する同化をした後、「上手く掴めないから、手を大きく開いて掴む」という外界に合わせて組み替えることをいいます。

問題文では、何度か行動するうちに状況に合った行動をしていますので、調節になります。

したがって、Aの解答はです。

Bの連合遊びは、役割やルールがない遊びのことをいいます。例えば、「保育室のおままごとのコーナーで子どもが集まり、それぞれが思うおままごとをしているという状況」のことを指します。

問題文のように、店員やお客さんのように役割を分けて遊んでいますので、協同遊びになります。

したがって、Bの解答は×です。

Cの叙述の指さしは、自分が関心があるものに対して、指をさて伝えることをいいます。

問題文のように、保育者が伝えたものに対して、子どもが指をさして応えていますので、応答の指さしになります。

したがって、Cの解答は×です。

以上のことから、本選択肢は不適切です。

まとめ

子どもの行動は、心理学としてみると様々な用語で説明することができます。

過去問を繰り返し解きながら、子どもの行動に関する心理学用語をまとめておきましょう。

付箋メモを残すことが出来ます。
2

A:調節

タオルを掴むことに慣れた子どもが、ボールを上手く掴めず、何度か働きかけるうちに手を大きく開いて掴むようになることを調節と言います。


 

B:協同遊び

お店屋さんごっこという共通の目的に向かって、お客さんと店員に分かれてそれぞれの役割を果たしながら一緒に遊ぶことを、協同遊びと言います。

5歳頃からできるようになります。
 

 

C:応答の指差し

保育者が「りんご」「みかん」「いちご」が描かれた絵本のページを見せながら、「りんごはどれ?」と聞いた時に、子どもがりんごの絵を指さすことを、応答の指差しと言います。

選択肢1. A:調節  B:協同遊び  C:応答の指さし

正解です。

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