保育士の過去問
令和5年(2023年)前期
子どもの保健 問5
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問題
保育士試験 令和5年(2023年)前期 子どもの保健 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、乳児に起こりやすい事故に関する記述である。( A )~( F )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
6か月ごろの子どもは、( A )をするため、ベッドに一人にしておくと( B )が起きる。
8か月ごろになると( C )ができるが、まだ安定していないため( D )し、ものに当たって( E )へと発展する。( F )の事故としては、窒息のリスクに注意をする。
6か月ごろの子どもは、( A )をするため、ベッドに一人にしておくと( B )が起きる。
8か月ごろになると( C )ができるが、まだ安定していないため( D )し、ものに当たって( E )へと発展する。( F )の事故としては、窒息のリスクに注意をする。
- A:寝返り B:打撲事故 C:ハイハイ D:後ろに転倒 E:転落事故 F:移動中
- A:ハイハイ B:打撲事故 C:お座り D:後ろに転倒 E:打撲事故 F:睡眠中
- A:寝返り B:転落事故 C:ハイハイ D:前に転倒 E:打撲事故 F:睡眠中
- A:寝返り B:転落事故 C:お座り D:後ろに転倒 E:打撲事故 F:睡眠中
- A:ハイハイ B:打撲事故 C:お座り D:前に転倒 E:転落事故 F:移動中
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題で大切なポイントは、乳児の発達段階をしっかり理解し、覚えることです。
発達段階が理解できていれば、その時期に起こりやすい事故も絞って考えることができます。
生後6か月頃の子どもは、寝返りが活発になってくるので、柵のないベットで寝かせておくと寝返りをした際に、転落事故へとつながります。
そのため、Aの寝返りは正しいですが、Bの打撲事故というのは間違いになります。
また、ハイハイが安定していないことで後ろに転倒というのも、ハイハイがどのようなものかわかっていれば、間違いだとわかります。
ハイハイは、生後8か月頃には半数の子どもがするようになりますが、ベットの中で打撲事故につながるというのは、あまりありません。
ハイハイができるようになった頃は、移動範囲が大きくなるので誤飲(小さなおもちゃや家庭ゴミなど)に気をつけましょう。
ハイハイをしていて前に転倒というのは、あまりないので間違いとなります。
正しい選択肢です。
乳児期は、体に対して頭が大きく重いため、お座りが安定していないと後ろに転倒してしまいます。
転倒しても大丈夫なように、柔らかいマットを敷くなど周りの環境を整えましょう。
また、睡眠中の窒息事故の予防として、敷布団は硬めのもの、掛け布団は軽いものを使いましょう。1歳になるまでは仰向けで寝かせることも大切です。
お座りで前に転倒することはないですし、そのことで転落事故につながることはないので間違いです。
乳児に起こりやすい事故は、よく出る問題です。
月齢別に発達段階をまとめて、その月齢で起きやすい事故やその背景を理解しておくといいと思います。
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02
乳児期の発達と、よくおこる事故に関する問題です。
6か月ごろの子どもは、(A:寝返り)をするため、ベッドに一人にしておくと(B:転落事故)が起きる。
8か月ごろになると(C:お座り)ができるが、まだ安定していないため(D:後ろに転倒)し、ものに当たって(E:打撲事故)へと発展する。(F:睡眠中)の事故としては、窒息のリスクに注意をする。
よってA~Dに入る言葉は以下です。
「A:寝返り B:転落事故 C:お座り D:後ろに転倒 E:打撲事故 F:睡眠中」
不正解です。
不正解です。
不正解です。
正解です。
不正解です。
乳幼児期の発達を理解し、起こりやすい事故についても確認しておきましょう。
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