保育士の過去問
令和5年(2023年)前期
子どもの保健 問9
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問題
保育士試験 令和5年(2023年)前期 子どもの保健 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、「てんかん」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 乳幼児期から高齢期まで幅広く発症するが、3歳以下の発症が多い。
B 原因が不明なものもあり、ほとんど遺伝しない。
C てんかんは、熱性けいれんと同じくけいれん発作を主症状とするが、意識消失など、けいれんを伴わないものもある。
D 医師の指示があった場合は、保育所の行事への参加を制限する。
E 抗てんかん薬を長期的に服用する場合がある。
A 乳幼児期から高齢期まで幅広く発症するが、3歳以下の発症が多い。
B 原因が不明なものもあり、ほとんど遺伝しない。
C てんかんは、熱性けいれんと同じくけいれん発作を主症状とするが、意識消失など、けいれんを伴わないものもある。
D 医師の指示があった場合は、保育所の行事への参加を制限する。
E 抗てんかん薬を長期的に服用する場合がある。
- A:○ B:○ C:○ D:○ E:○
- A:○ B:○ C:○ D:× E:○
- A:○ B:○ C:× D:○ E:○
- A:○ B:× C:○ D:○ E:○
- A:× B:○ C:○ D:○ E:×
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題で問われている「てんかん」は、原因不明のものあり、けいれんや意識を消失するなど対処に慣れていないと戸惑ってしまうこともあります。
この問題を通じて、「てんかん」について正しい知識を深めていきましょう。
Aの記述のように、「てんかん」は、生後から3歳が起こりやすいといわれています。
したがって、Aの解答は〇です。
Bの記述のように、「てんかん」は、先天性の代謝異常や脳の損傷などが原因で起こることがあります。しかし、中には原因が不明のものもあります。
また、遺伝に関しては、はっきりと遺伝が原因のものもありますが、きわめて希な疾患であり、「てんかん」をもたない家族と発症する可能性はほぼ同じとされています。
したがって、Bの解答は〇です。
Cの記述のように、「てんかん」は、けいれんを起こさず、意識を消失するものもあります。
したがって、Cの解答は〇です。
Dの記述のように、「てんかん」は、急にけいれんや意識を消失することもあり、ケガや事故につながることもため、医師の指示により保育所の行事などへ参加することを制限することもあります。
したがって、Dの解答は〇です。
Eの記述に関して、「てんかん」は年単位で時間をかけて治療を行います。また、一人ひとりの症状によって治療期間も異なってくるため、抗てんかん薬を長期に渡り服用することもあります。
したがって、Eの解答は〇です。
以上のことから、「A:〇 B:〇 C:〇 D:〇 E:〇」となります。
そのため、本選択肢は適切です。
Aの記述のように、「てんかん」は、生後から3歳が起こりやすいといわれているため、解答は〇です。
Bの記述のように、「てんかん」は、原因が不明のものもあり、「てんかん」をもたない家族と発症する可能性はほぼ同じとされています。
したがって、Bの解答は〇です。
Cの記述のように、「てんかん」は、けいれんを起こさず、意識を消失するものもあるため、解答は〇です。
Dの記述のように、「てんかん」は、医師の指示により保育所の行事などへ参加することを制限することもあります。
したがって、Dの解答は〇です。
Eの記述に関して、「てんかん」は、一人ひとりの症状によって治療期間も異なってくるため、抗てんかん薬を長期に渡り服用することもあります。
したがって、Eの解答は〇です。
以上のことから、「A:〇 B:〇 C:〇 D:〇 E:〇」となります。
そのため、本選択肢は不適切です。
Aの記述のように、「てんかん」は、生後から3歳が起こりやすいといわれているため、解答は〇です。
Bの記述のように、「てんかん」は、原因が不明のものもあり、「てんかん」をもたない家族と発症する可能性はほぼ同じとされています。
したがって、Bの解答は〇です。
Cの記述のように、「てんかん」は、けいれんを起こさず、意識を消失するものもあるため、解答は〇です。
Dの記述のように、「てんかん」は、医師の指示により保育所の行事などへ参加することを制限することもあります。
したがって、Dの解答は〇です。
Eの記述に関して、「てんかん」は、一人ひとりの症状によって治療期間も異なってくるため、抗てんかん薬を長期に渡り服用することもあります。
したがって、Eの解答は〇です。
以上のことから、「A:〇 B:〇 C:〇 D:〇 E:〇」となります。
そのため、本選択肢は不適切です。
Aの記述のように、「てんかん」は、生後から3歳が起こりやすいといわれているため、解答は〇です。
Bの記述のように、「てんかん」は、原因が不明のものもあり、「てんかん」をもたない家族と発症する可能性はほぼ同じとされています。
したがって、Bの解答は〇です。
Cの記述のように、「てんかん」は、けいれんを起こさず、意識を消失するものもあるため、解答は〇です。
Dの記述のように、「てんかん」は、医師の指示により保育所の行事などへ参加することを制限することもあります。
したがって、Dの解答は〇です。
Eの記述に関して、「てんかん」は、一人ひとりの症状によって治療期間も異なってくるため、抗てんかん薬を長期に渡り服用することもあります。
したがって、Eの解答は〇です。
以上のことから、「A:〇 B:〇 C:〇 D:〇 E:〇」となります。
そのため、本選択肢は不適切です。
Aの記述のように、「てんかん」は、生後から3歳が起こりやすいといわれているため、解答は〇です。
Bの記述のように、「てんかん」は、原因が不明のものもあり、「てんかん」をもたない家族と発症する可能性はほぼ同じとされています。
したがって、Bの解答は〇です。
Cの記述のように、「てんかん」は、けいれんを起こさず、意識を消失するものもあるため、解答は〇です。
Dの記述のように、「てんかん」は、医師の指示により保育所の行事などへ参加することを制限することもあります。
したがって、Dの解答は〇です。
Eの記述に関して、「てんかん」は、一人ひとりの症状によって治療期間も異なってくるため、抗てんかん薬を長期に渡り服用することもあります。
したがって、Eの解答は〇です。
以上のことから、「A:〇 B:〇 C:〇 D:〇 E:〇」となります。
そのため、本選択肢は不適切です。
「てんかん」は、誰にでも起こりうる可能性があるものです。
また、保育所のようにたくさんの子どもが生活している場では、「てんかん」のように急な対処が必要となることもあるでしょう。
この問題では、「てんかん」に関する基礎を伝えていますので、その後参考書を活用して、「てんかん」がおきたときの対処方法などをまとめておきましょう。
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02
「てんかん」に関する問題です。
てんかんは、脳の神経細胞が過剰な電気的興奮をすることにより意識障害やけいれんなどのてんかん発作を起こす病気です。
原因は様々ですが、高齢者は病気や外傷によるものが多く、小児は原因がわからないことが多いです。
その通りです。
正しい組み合わせになります。
Dが間違いです。
てんかん発作が起こりやすい状況がわかっていたり、医師の指示があった場合には保育所の生活や行事の参加に制限がかかることがあります。
Cが間違いです。
てんかんの症状は、けいれん発作の他に突然意識がなくなったり、異常な行動をとったりと様々なタイプが見られます。
Bが間違いです。
てんかんの原因はわからないことが多く、遺伝についてはほとんどありません。
AとEが間違いです。
Aの記述にあるように、幅広い年齢で発症が見られます。
また、発病年齢は3歳以下が最も多くなっています。
Eについて、治療は基本的にてんかん発作を抑制する薬を服用します。
てんかんについて、原因、症状と様々で分かりづらい点がありますが、この問題を繰り返し解くことで、ある程度てんかんについての知識がつくはずです。
参考書を読む前にまずは、この問題を解いた方がわかりやすいでしょう。
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