保育士の過去問
令和5年(2023年)後期
子どもの保健 問2

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問題

保育士試験 令和5年(2023年)後期 子どもの保健 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、原始反射にあてはまらないものを一つ選びなさい。
  • 吸てつ反射
  • 膝蓋腱反射

  • 把握反射
  • 緊張性頸反射
  • モロー反射

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この過去問の解説 (2件)

01

原始反射とは身体が刺激を受けた際無意識に反応する反射動作で、赤ちゃん特有のものです。

選択肢1. 吸てつ反射

原始反射です。

唇に触れたものを吸おうとする反射です。

生後4~6か月ごろまで見られます。

選択肢2.

膝蓋腱反射

原始反射ではありません。

膝の下を叩くと跳ね上がる反射で、幼児特有のものではありません。

選択肢3. 把握反射

原始反射です。

掌に物が触れると握ろうとする反射です。

生後3~4か月ごろまで見られます。

選択肢4. 緊張性頸反射

原始反射です。

頭を一方に向けると顔を向けた側の腕が伸び、反対側の腕は曲がる反射です。

生後4か月ごろまで見られます。

選択肢5. モロー反射

原始反射です。

モロー反射とは、頭部を持ち上げたあと急に落下させると両手を広げ、その後身体を収縮させる反射です。

生後4か月ごろまで見られます。

 

参考になった数16

02

原始反射とは赤ちゃん特有の無意識に反応する反射動作のことです。

選択肢1. 吸てつ反射

原始反射に当てはまります。

口に指や乳首を当てると、ミルクを飲むように反応することです。

 

選択肢2.

膝蓋腱反射

原始反射ではなく、伸張反射です。

よって本肢が正解です。

選択肢3. 把握反射

原始反射に当てはまります。

赤ちゃんの手のひらに指を置くと、ぎゅっと握り返してくれる反応です。

選択肢4. 緊張性頸反射

原始反射に当てはまります。

選択肢5. モロー反射

原始反射に当てはまります。

赤ちゃんが急にびっくりしたように両手をあげる反射のことです。

参考になった数3