保育士の過去問
令和5年(2023年)後期
子どもの食と栄養 問11

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問題

保育士試験 令和5年(2023年)後期 子どもの食と栄養 問11 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針~妊娠前から、健康なからだづくりを~」(令和3年 厚生労働省)の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

・乳製品、緑黄色野菜、豆類、( A )などでカルシウムを十分に
・妊娠中の( B )は、お母さんと赤ちゃんにとって望ましい量に
・( C )から赤ちゃんを守りましょう
  • A:小魚   B:食事量   C:感染症
  • A:小魚   B:食事量   C:たばことお酒の害
  • A:小魚   B:体重増加  C:たばことお酒の害
  • A:いも類  B:体重増加  C:たばことお酒の害
  • A:いも類  B:食事量   C:感染症

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この過去問の解説 (2件)

01

「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針~妊娠前から、健康なからだづくりを~」では

 

・妊娠前から、バランスのよい食事をしっかりとりましょう 

・「主食」を中心に、エネルギーをしっかりと 

・不足しがちなビタミン・ミネラルを、「副菜」でたっぷりと 

・「主菜」を組み合わせてたんぱく質を十分に 

・乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などでカルシウムを十分に 

・妊娠中の体重増加は、お母さんと赤ちゃんにとって望ましい量に 

・母乳育児も、バランスのよい食生活のなかで 

・無理なくからだを動かしましょう 

・たばことお酒の害から赤ちゃんを守りましょう 

・お母さんと赤ちゃんのからだと心のゆとりは、周囲のあたたかいサポートから

 

を指針としています。

 

A:小魚にはカルシウムが多く含まれています。日本人はカルシウムが不足しがちなので、乳製品や緑黄色野菜、豆類、小魚を積極的に摂取するようにしましょう。

B:妊娠をすると体重が増加します。体重増加が少なくても多すぎてもリスクがあるため、適切な体重増加が望まれます。妊娠前の体格に応じて適切な体重増加量の目安が決められています。

C:たばこやお酒は胎児や乳児に大きい影響を与えます。病気や障がいのリスクを減らすためにも、禁酒・禁煙が原則です。

選択肢1. A:小魚   B:食事量   C:感染症

BとCが不適切です。

選択肢2. A:小魚   B:食事量   C:たばことお酒の害

Bが不適切です。

選択肢3. A:小魚   B:体重増加  C:たばことお酒の害

適切です。

選択肢4. A:いも類  B:体重増加  C:たばことお酒の害

Aが不適切です。

選択肢5. A:いも類  B:食事量   C:感染症

全て不適切です。

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02

この問題は、「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」に基づいて、妊産婦の食生活に関する正しい知識を問うものです。

 

・妊娠中はたばことお酒の害から赤ちゃんを守ることが重要です。

・妊娠中の体重増加は、お母さんと赤ちゃんにとって望ましい量に保つことが重要です。

乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などでカルシウムを十分に摂取することが推奨されています。

・感染症には出産後にも留意していく事が大切です。

選択肢3. A:小魚   B:体重増加  C:たばことお酒の害

正答です。

まとめ

妊産婦向けの栄養指導を行い、妊娠中の適切な体重管理やカルシウム摂取の重要性を説明するなど、お母さんと赤ちゃんの健康を守る支援をしていくことが大切です。

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