問題
・乳製品、緑黄色野菜、豆類、( A )などでカルシウムを十分に
・妊娠中の( B )は、お母さんと赤ちゃんにとって望ましい量に
・( C )から赤ちゃんを守りましょう
妊娠前からの食生活に関する問題を解説します。
保育士試験において、妊産婦の食生活に関する指針を正確に理解し、適切な情報を判断する能力が求められます。
Aについて
カルシウムを豊富に含む食品としては、いも類ではなく小魚が該当します。
Bについて
「食事量」は部分的に正しい情報ですが、この文脈では不適切です。
正しくは「体重増加」です。
Cについて
妊娠前からの食生活指針では、たばことお酒の摂取を控えることが重要視されています。
これは赤ちゃんの健康を守るための重要な指針です。
この問題では、妊娠前からの食生活指針に関する正確な理解が求められます。
正解は「A:小魚、B:体重増加、C:たばことお酒の害」であり、たばことお酒の害を避けることが赤ちゃんの健康にとって重要であることが示されています。
他の選択肢は、一部正しい情報を含んでいますが、与えられた文脈においては不適切な情報が含まれています。
「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針~妊娠前から、健康なからだづくりを~」では
・妊娠前から、バランスのよい食事をしっかりとりましょう
・「主食」を中心に、エネルギーをしっかりと
・不足しがちなビタミン・ミネラルを、「副菜」でたっぷりと
・「主菜」を組み合わせてたんぱく質を十分に
・乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などでカルシウムを十分に
・妊娠中の体重増加は、お母さんと赤ちゃんにとって望ましい量に
・母乳育児も、バランスのよい食生活のなかで
・無理なくからだを動かしましょう
・たばことお酒の害から赤ちゃんを守りましょう
・お母さんと赤ちゃんのからだと心のゆとりは、周囲のあたたかいサポートから
を指針としています。
A:小魚にはカルシウムが多く含まれています。日本人はカルシウムが不足しがちなので、乳製品や緑黄色野菜、豆類、小魚を積極的に摂取するようにしましょう。
B:妊娠をすると体重が増加します。体重増加が少なくても多すぎてもリスクがあるため、適切な体重増加が望まれます。妊娠前の体格に応じて適切な体重増加量の目安が決められています。
C:たばこやお酒は胎児や乳児に大きい影響を与えます。病気や障がいのリスクを減らすためにも、禁酒・禁煙が原則です。
BとCが不適切です。
Bが不適切です。
適切です。
Aが不適切です。
全て不適切です。