保育士の過去問
令和5年(2023年)後期
子どもの食と栄養 問18

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問題

保育士試験 令和5年(2023年)後期 子どもの食と栄養 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、果物に関する記述として、適切なものを一つ選びなさい。
  • 「6つの基礎食品」において、果物は、緑黄色野菜とともに第3群に分類されている。
  • 「食事バランスガイド」(平成17年 厚生労働省・農林水産省)に示されている5つの料理区分に「果物」は含まれていない。
  • 「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年改定版 厚生労働省)では、離乳開始前に果汁を与え、離乳の準備を行うことが推奨されている。
  • 果物類は食物アレルギーの原因食物にならない。
  • 「第4次食育推進基本計画」(農林水産省)では、実施最終年度までに、1日あたりの果物摂取量が100g未満の者の割合を30%以下とすることを目標値として設定している。

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この過去問の解説 (2件)

01

果物についての問題です。

選択肢1. 「6つの基礎食品」において、果物は、緑黄色野菜とともに第3群に分類されている。

不適切です。

「6つの基礎食品」において、果物は「その他野菜・果物」として第4群に分類されています。

選択肢2. 「食事バランスガイド」(平成17年 厚生労働省・農林水産省)に示されている5つの料理区分に「果物」は含まれていない。

不適切です。

「食事バランスガイド」(平成17年 厚生労働省・農林水産省)に示されている5つの料理区分は

「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」で構成されており、「果物」は含まれています。

選択肢3. 「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年改定版 厚生労働省)では、離乳開始前に果汁を与え、離乳の準備を行うことが推奨されている。

不適切です。

離乳の開始前に果汁を与えることの栄養学的な意義は認められていません。

選択肢4. 果物類は食物アレルギーの原因食物にならない。

不適切です。

果物が食物アレルギーの原因になることがあります。

選択肢5. 「第4次食育推進基本計画」(農林水産省)では、実施最終年度までに、1日あたりの果物摂取量が100g未満の者の割合を30%以下とすることを目標値として設定している。

適切です。

「第4次食育推進基本計画」(農林水産省)では、実施最終年度までに、1日あたりの果物摂取量が100g未満の者の割合を30%以下とすることを目標値として設定しています。

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02

果物に関する問題です。

選択肢1. 「6つの基礎食品」において、果物は、緑黄色野菜とともに第3群に分類されている。

不適切です。

果物は、淡色野菜と共に第4類に分類されています。

選択肢2. 「食事バランスガイド」(平成17年 厚生労働省・農林水産省)に示されている5つの料理区分に「果物」は含まれていない。

不適切です。

果物も食事バランスガイドに示されている5つの料理区分に含まれています。

 

食事のバランスガイドとは、1日に、「何を」、「どれだけ」食べたらよいかを考える際の参考にしていただけるよう、食事の望ましい組み合わせとおおよその量をイラストでわかりやすく示したものです。

(参照:農林水産省HP https://www.maff.go.jp/j/balance_guide/

選択肢3. 「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年改定版 厚生労働省)では、離乳開始前に果汁を与え、離乳の準備を行うことが推奨されている。

不適切です。

「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年改定版 厚生労働省)では、離乳開始前に果汁を与え、離乳の準備を行うことの栄養学的な意義は認められていないとしています。

選択肢4. 果物類は食物アレルギーの原因食物にならない。

不適切です。

食物アレルギーの原因食物となり、食物アレルギーの推奨品目に含まれています。

選択肢5. 「第4次食育推進基本計画」(農林水産省)では、実施最終年度までに、1日あたりの果物摂取量が100g未満の者の割合を30%以下とすることを目標値として設定している。

適切です。

参考になった数12