保育士 過去問
令和6年(2024年)前期
問43 (子ども家庭福祉 問3)
問題文
次のうち、放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)に関する記述として、不適切なものを一つ選びなさい。
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問題
保育士試験 令和6年(2024年)前期 問43(子ども家庭福祉 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)に関する記述として、不適切なものを一つ選びなさい。
- 放課後児童健全育成事業者は、運営の内容について、自ら評価を行い、その結果を公表するよう努めなければならない。
- 放課後児童健全育成事業者の職員は、正当な理由がなく、その業務上知り得た利用者又はその家族の秘密を漏らしてはならない。
- 放課後児童健全育成事業に携わる放課後児童支援員は、保育士資格を有していなければならない。
- 厚生労働省が公表した「令和4年(2022年)放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(令和4年(2022年)5月1日現在)」によると、登録児童数が1,392,158人となり、過去最高値となっている。
- 厚生労働省が公表した「令和4年(2022年)放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(令和4年(2022年)5月1日現在)」によると、当該事業を利用できなかったいわゆる待機児童数は前年に比べ増加したことが報告されている。
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この過去問の解説 (1件)
01
不適切な記述は、
「放課後児童健全育成事業に携わる放課後児童支援員は、保育士資格を有していなければならない。」です。
放課後児童支援員の資格取得に必要な条件は複数あり、保育士資格はその一つの選択肢に過ぎません。
具体的には以下のような条件が挙げられています
・保育士の資格を有する者
・社会福祉士の資格を有する者
・高校卒業後、2年以上児童福祉事業に従事した者
・幼稚園、小学校、中学校、高等学校又は中等教育学校の教諭となる資格を有する者
・大学で、社会福祉学、心理学、教育学、社会学、芸術学若しくは体育学を専修する学科又はこれらに相当する課程を修めて卒業した者
したがって、
「放課後児童支援員が必ず保育士資格を有していなければならない。」という記述は不適切です。
○ 正しい記述です。
児童福祉法第34条の8の2第1項において、放課後児童健全育成事業者は、自ら運営の内容について評価を行い、その結果を公表するよう努めなければならないと規定されています。
○ 正しい記述です。
利用者とその家族のプライバシーを保護し、放課後児童クラブの信頼性を維持するための重要な原則です。
✖️ 不適切な記述です。
放課後児童支援員の資格取得に必要な条件は複数あり、保育士資格はその一つの選択肢に過ぎません。
○ 正しい記述です。
厚生労働省が公表した「令和4年(2022年)放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(令和4年(2022年)5月1日現在)」によると、登録児童数は1,392,158人となり、過去最高値を更新しています。
○ 正しい記述です。
厚生労働省が公表した「令和4年(2022年)放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(令和4年(2022年)5月1日現在)」によると、放課後児童クラブを利用できなかった児童(待機児童)の数は15,180人となり、令和3年5月1日時点と比較して1,764人増加しています。
放課後児童クラブの需要が高まっていることがわかります。
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