保育士 過去問
令和6年(2024年)前期
問105 (子どもの保健 問5)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)前期 問105(子どもの保健 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

次の【Ⅰ群】の脳の構造と【Ⅱ群】の機能を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】
A  前頭葉
B  側頭葉
C  延髄
D  小脳

【Ⅱ群】
ア  運動に関連する領域と精神に関連する領域に大別される。
イ  呼吸や循環などの生命維持に直接関与する部分である。
ウ  聴覚や嗅覚などの中枢、記憶の中枢、感覚性言語中枢を含んでいる。
エ  身体の姿勢や運動の制御、眼球運動に関係している。
  • A:ア  B:ウ  C:イ  D:エ
  • A:ア  B:ウ  C:エ  D:イ
  • A:イ  B:ア  C:ウ  D:エ
  • A:ウ  B:ア  C:イ  D:エ
  • A:ウ  B:ア  C:エ  D:イ

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この過去問の解説 (2件)

01

脳の各部分の役割を理解し、その機能と構造の関連性を確認するための問題です。

 

前頭葉は、運動に関連する領域と精神に関連する領域に大別されます。運動制御、意思決定、感情などを司る部分です。

側頭葉は、聴覚や嗅覚などの中枢、記憶の中枢、感覚性言語中枢を含んでいます。聴覚情報の処理や記憶の形成に重要な役割を果たします。

延髄は、呼吸や循環などの生命維持に直接関与する部分です。心拍や呼吸のリズムを制御します。

小脳は、身体の姿勢や運動の制御、眼球運動に関係しています。バランスや運動の協調性を保つ役割を持っています。

選択肢1. A:ア  B:ウ  C:イ  D:エ

正答です。

まとめ

保育士は、子どもの発達を理解し、それぞれの子どものニーズに合わせた支援を行うために、脳の各部分の役割を知っておくことが役立ちます。

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02

脳に関して、重要なポイントをおさえておきましょう。

脳は、大脳、小脳、間脳、脳幹に分けることができます。

 

■大脳
4つに分けられます。
・前頭葉→人間の運動、言語、感情をつかさどる器官

(ア:運動に関連する領域と精神に関連する領域に大別されます。)


・側頭葉→聴覚認知、言語の受容、視覚的な記憶、言語的な記憶、および感情に不可欠

(ウ:聴覚や嗅覚などの中枢、記憶の中枢、感覚性言語中枢を含んでいます。)


・頭頂葉→感覚、視覚、聴覚などを総合的に感じ取り、ものを識別したり空間認知を行ったりします。
・後頭葉→色や形など視覚情報を受け取り、認識する役割があります。

 

■脳幹
中脳・橋(きょう)・延髄(えんずい)からなります。
・延髄→脳の最下部で脊髄に続く部分。呼吸や心臓の動き、発汗に関係します。

(イ:呼吸や循環などの生命維持に直接関与する部分です。)

 

■小脳
小脳半球と虫部(ちゅうぶ)からなります。
・小脳→姿勢や運動の制御など、運動調節機能をつかさどっています。

(エ:身体の姿勢や運動の制御、眼球運動に関係しています。)
 

■間脳

視床と視床下部からなります。

神経やホルモンを介して全身の臓器の働きを調整しています。

選択肢1. A:ア  B:ウ  C:イ  D:エ

正解です。

まとめ

脳の構造と機能を理解しておきましょう。

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