保育士の過去問
令和6年(2024年)前期
子どもの保健 問16

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)前期 子どもの保健 問16 (訂正依頼・報告はこちら)

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
Wちゃん(生後6か月、女児)は、朝お母さんが保育所に連れて来たときに、珍しくぐずっていた。10時頃、Wちゃんがぐずっていて機嫌が悪いので、Y保育士が抱き上げるとかなり体が熱くなっており、熱を測ったところ38.5℃の高熱になっていた。Wちゃんは、その後も大量の水様便を何度もしていた。

【設問】
次のうち、Wちゃんのかかっている可能性のある感染症を考慮したうえでの保育所の対応として、適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A  できるだけ早く、保護者に迎えに来てもらうよう連絡をした。
B  Wちゃんを他児と同室でY保育士の目が届きやすい場所で保育した。
C  Wちゃんを他児とは別室で保育しながら、保護者が迎えに来るのを待った。
D  おむつ交換は、いつも通り保育している部屋で行った。
E  高熱でぐずっていて、水分を摂取させようとしたが飲まないので、そのまま様子を見た。
  • A,C
  • A,D
  • B,D
  • B,E
  • C,E

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この過去問の解説 (1件)

01

保育所では、子どもたちの健康と安全を最優先に考えることが重要です。

高熱や下痢などの症状が見られた場合、迅速かつ適切な対応を心がけましょう。

 

A ◯ 適切です。

B ✕ Wちゃんを他児と同室で保育することは不適切です。感染症が疑われる場合、隔離することが必要です。

C ◯ Wちゃんを他児とは別室で保育しながら、保護者が迎えに来るのを待つことは適切です。これにより、他の子どもたちへの感染拡大を防ぐことができます。

D ✕ おむつ交換を通常の保育室で行うことは不適切です。感染症のリスクを考慮し、専用の隔離された場所で行うべきです。

E ✕ 高熱でぐずっている場合は、適切な医療対応が必要です。水分補給ができない場合、そのまま様子を見るのではなく、医療機関に相談することが求められます。

選択肢1. A,C

適切です。

まとめ

日頃からの健康観察と保護者との連携を大切にし、子どもたちが安心して過ごせる環境を提供しましょう。

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