保育士 過去問
令和6年(2024年)前期
問137 (子どもの食と栄養 問17)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)前期 問137(子どもの食と栄養 問17) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「食品による子どもの窒息・誤嚥事故に注意!」(令和3年1月 消費者庁)の窒息・誤嚥事故防止に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  硬い豆やナッツ類を乳幼児に与える場合は、小さく砕いて与える。
B  食べているときは、姿勢をよくし、食べることに集中させる。
C  節分の豆まきは個包装されたものを使用するなど工夫して行い、子どもが拾って口に入れないように、後片付けを徹底する。
D  ミニトマトやブドウ等の球状の食品を乳幼児に与える場合は、4等分する、調理して軟らかくするなどして、よく噛んで食べさせる。
  • A:○  B:○  C:○  D:○
  • A:○  B:×  C:○  D:×
  • A:×  B:○  C:○  D:○
  • A:×  B:○  C:×  D:○
  • A:×  B:×  C:×  D:×

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この過去問の解説 (2件)

01

食品による子どもの窒息・誤嚥事故に注意!」に関する記述の正しい知識を確認する問題です。

 

A:×  硬い豆やナッツ類は、乳幼児に与えるべきではありません。窒息の危険が高いためです。

B:○ 子どもが食事中に姿勢を正し、食事に集中させることで、窒息や誤嚥を防ぎます。

C:○ 個包装を使用し、子どもが豆を口に入れないようにする工夫は重要です。

D:○ 球状の食品は小さく切り分け、誤嚥を防ぐために柔らかく調理する必要があります。

選択肢3. A:×  B:○  C:○  D:○

正答です。

まとめ

窒息・誤嚥事故は最も身近な事故です。園内でも発生予防に努めるとともに、家庭へも留意を呼び掛けていきましょう。

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02

「食品による子どもの窒息・誤嚥(ごえん)事故に注意!」(令和3年1月 消費者庁)についての設問です。

 

A 「硬い豆やナッツ類を乳幼児に与える場合は、小さく砕いて与える。」

誤りです。

「食品による子どもの窒息・誤嚥(ごえん)事故に注意!」に以下記載があります。

豆やナッツ類など、硬くてかみ砕く必要のある食品は5歳以下の子どもには食べさせないでください。 喉頭や気管に詰まると窒息しやすく、大変危険です。小さく砕いた場合でも、気管に入りこんでしまうと肺炎や気管支炎になるリスクがあります。


B 「食べているときは、姿勢をよくし、食べることに集中させる。」

正しいです。

物を口に入れたままで、走ったり、笑ったり、泣いたり、声を出したりすると、誤って吸引し、窒息・誤嚥するリスクがあります。


C 「節分の豆まきは個包装されたものを使用するなど工夫して行い、子どもが拾って口に入れないように、後片付けを徹底する。」

正しいです。


D 「ミニトマトやブドウ等の球状の食品を乳幼児に与える場合は、4等分する、調理して軟らかくするなどして、よく噛んで食べさせる。」

正しいです。

ミニトマトやブドウ等の球状の食品を丸ごと食べさせると、窒息するリスクがあります。

 

選択肢3. A:×  B:○  C:○  D:○

正解です。

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